株主優待狙いで「三光マーケティングフーズ」という会社の株を購入していました。6月末が権利確定だったので、すでに株主優待の権利は得ているはずです。しかし、この時点では購入時点よりもダラダラと株価が下がっていて、含み損を抱えている状態でした。
ところが7月に入ってから株価が持ち直してきたのです。かなり急激に株価が上がってきました。株主総会で良い発表があったようです。
しかし、急激に上がったこともあって急激に下がる可能性があるかと思い、リスク回避のため逆指値注文で売りの注文を試してみました。普通は「いくらまで株価が上がったら売るという指値条件で注文しますが、逆指値注文では「いくらまで下がったら売る」という注文ができます。
株価が想定とは違った動きをして、株価が下がってしまったときに売ってしまうことによって、塩漬け株になってしまうのを防ぐことができます。しかし、ここで一つ失敗をしてしまいました。
何を失敗したかというと一日の中で大きく株価が上下に動いたときのことを考えていなかったのです。損にならない程度の株価を指定したつもりだったのですが、その日の最安値付近で株が売れてしまいました。結局、その日の終値は前日の終値を上回っていたので、売る必要は本当は無かったのですが、逆指値注文の落とし穴ということになるでしょうか。
(2005.9.25追記)
この三光マーケティングフーズから株主優待に関する書類一式が届きました。千円分の優待券が3枚と1500円分の優待券の2種類、計4500円分の優待券が入っていました。ここで運営するお店は居酒屋さんなどが主体なので、今度、妻と行ってこようと思います。
ところで、逆指値については、その後も頻繁に使用しています。特に株価が上下に大きくふれている局面で、明日はどっち方向に株価が動くのか判らないというときに逆指し値注文は非常に便利だと思います。
このエントリーを投稿したときの失敗を経験にして、だいたい、どの程度の株価の変動幅があるだろうかということも考えながら逆指値の価格を考えるようになりました。従って最近では逆指し値注文で大きな失敗はしていません。