映画「河童のクゥと夏休み」を見ました

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河童のクゥと夏休み

Huluで公開されていた「河童のクゥと夏休み」という映画を見てみました。西武線沿線の街、東久留米で暮らす少年・康一がある日、黒目川で石につまづき転びます。この石を割ってみると中から化石のような河童が出てきました。この石を大事に家に持ち帰り、石を水の中に入れると、河童が蘇ります。ここから、康一と河童「クゥ」の生活が始まります。

一緒に暮らす中で康一と「クゥ」は友情を深めていきます。河童を求めて岩手県の遠野まで一緒に旅行にも行きました。遠野地方といえば東北屈指の河童伝説が残る街です。そこにはとても綺麗な川がありましたが、たくさんの人が観光に訪れています。しかも、河童を見つけた人には1000万円の懸賞金までかけられていました。川には無人監視カメラまでしかけられており、とても河童が安心して暮らすことができる環境ではありません。しかも、河童はほかには見つかりませんでした。あきらめて東京の自宅まで戻ります。


そんなこんなで暮らす中でマスコミに河童の存在を気がつかれてしまいました。テレビ番組に出演してほしいと圧力がかかり、クゥはテレビに出演します。そこに登場したのが河童の専門家。この人は必ず河童はこの世に存在すると言っている人です。ただ、クゥはひとつのことに気が付きました。それは、この人が江戸時代にクゥのお父さんを切りつけた侍に似ているということです。しかもこの人はテレビ番組の中で河童の腕を公開しました。この腕は他ならぬクゥのお父さんの腕に間違えありませんでした。

クゥはその腕を持って犬と一緒にスタジオから逃げ出します。クゥの運命はそのあとどうなるのかという物語です。最初はつまらなかったら別の作品を見ようと思っていたのですが、結局、ストーリーの中に引き込まれていて最後まで一気に見てしまいました。アニメーション映画ではありますが、子ども用というわけではなさそうです。

この映画の原作はWikipediaで調べてみると木暮正夫の児童文学「かっぱ大さわぎ」、「かっぱびっくり旅」だそうです。

【2014/08/10追記】

先日、夏の暑い日に黒目川にも新座市で合流している落合川というところに行きました。こちらは東久留米市内に南沢湧水地、竹林公園などのスポットが点在していて、多少の涼しさを感じることができます。

東久留米にある南沢の湧水群と落合川
8月最初の日曜日、近所に涼しいところはないかと探した中で見つけたのが、こちらの東久留米にある南沢の湧水群です。場所は東久留米駅から歩いて15分ほどのところ、落合川が二つに分岐した先にあります。 平成の名水百選実は平成20年に環境省が平成の名
東久留米の竹林公園も涼しいスポット
落合川や南沢の湧水群を見て少し涼んだ後、近くに竹林公園というところがあることを知り、寄ってみました。 住宅地を少し歩くと竹林公園への分岐がありました。木陰道を公園へと歩きます。

何十年も前には確かに河童がいてもおかしくないような場所でした。

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