急に「Amazonプライム会員の皆様」というタイトルのメールが舞い込んできました。どうせ、迷惑メールだろうと思っていたのですが、読んでみると、「今後、皆様のPrime Videoの視聴体験が変わることをお知らせいたします。」と書いてあります。なんと、4月8日からプライム会員対象の映画やTV番組に制限付きで広告が表示されるようになるということです。この「制限付き」という言葉の意味はよく分かりません。これは、「視聴体験が変わる」のではなく、「視聴体験が悪くなる」ということにも思えます。
特に利用者側では対応する必要はなく、4月8日になると広告が表示されることになるようです。ドラマや映画の始まりや終わりに15秒程度の広告を挿入するだけならばまだ良いですが、映画の途中などに広告を表示するようなことがあれば、もはやがっかりです。
この広告を表示させないようにするためには、なんと月額390円が必要だということです。年額で4680円、プライムビデオのみが目当てでプライム会員になっている場合は会員費用(5900円)と合わせて年額10580円です。hulu(月額1026円)などと、ほとんど値段が変わらなくなってきます。
送られてきたメールの文章はよく練られていて、サービスの改悪や実質の値上げと感じさせないような出来るだけの配慮が行われていますが、それでも残念な状況になることは容易に想像できます。
Amazonでショッピングをよく使っていたり、Amazonプライムミュージックなどの他のサービスをよく使っていれば、Amazonプライム会員を継続することに意味はあります。
私は音楽はGoogleネストハブでYouTube musicの無料版を使っているほか、買い物は楽天市場を常用しているので、Amazonプライムではほとんどビデオしか使っていませんでした。4月8日の広告の状況を見てから解約について考えてみようと思っています。