JAXA調布航空宇宙センターと飛行場分室の一般公開を見学

2025年4月20日にJAXA調布航空宇宙センターで開所70周年記念の一般公開が行われたので行ってきました。場所は東八道路と三鷹通りの交差点近くです。バスで行く場合は武蔵境駅、三鷹駅、吉祥寺駅、調布駅からとなります。降りるバス停は路線によって異なり、医師会館バス停、三鷹市役所前バス停、航研前バス停のいずれかとなります。バス乗車時に運転手さんに確認した方が良いかもしれません。吉祥寺駅公園口から吉14系統の調布駅北口行きに乗って航研前バス停で降りるのが一番分かりやすいかもしれません。

こちらが東八道路と三鷹通りが交わる航空宇宙技術研究所交差点です。北側から南側を見ています。横切っているのが東八道路です。交差点の向こう左側にあるのが航空宇宙技術研究所です。

航空宇宙技術研究所交差点東八道路

航空宇宙技術研究所に入場しました。国産の旅客用プロペラ機、YS11のコクピットの展示がありました。各棟でいろいろな展示が行われています。展示の前では研究員の方が来場者に丁寧に展示の内容を解説していました。

こちらは休憩所となっていた建物です。建物の前には多くのキッチンカーが停まっていました。こちらの休憩所は元々は職員さん向けの食堂になっていた場所のようです。しかし、厚生棟おあしす食堂は2024年3月29日をもって閉店したことを知らせる貼り紙がありました。

休憩所で休んだ後は早めに第二会場へ移動することにしました。連絡バスは午前11時から運転されます。午前10時50分ごろにバスが発車する場所に行ってみました。すると、大きな観光バスが二台準備されていて、見学者を乗せていました。私たちは2台目のバスに乗ることができました。第二会場は調布飛行場のそばにあります。

バスは三鷹通りを南進し西原五叉路で右折、神代植物公園のそばを通って武蔵境通りに出たら右折、武蔵境通りを北進します。野崎八幡前交差点で東八道路に出たあと左折、天文台北交差点で天文台通りに入って南進、大沢コミュニティセンター前交差点を右折、調布飛行場前を通って第二会場へ向かいました。大きなバスなので広い道を走らざるをえなかったのでしょう。おおよそ移動に30分ほどの時間がかかりました。

途中、混雑ポイントなどもあったので、このあとはバスで思い通りにお客さんを運ぶことができず、第一会場、第二会場ともにバスを待つ長い行列ができてしまったようです。

第二会場では三菱リージョナルジェット(MRJ)の模型の展示などがありました。

フライトシミュレーターの体験やヘリコプターに乗った時の疑似体験ができるようなコーナーもあります。ヘリコプターの擬似体験はしてみましたが、風景の動きを見ているだけでフラッと酔ってしまいそうでした。

実物のヘリコプターや飛行機の展示もあります。

会場内を歩いていると、フェンスで固く閉ざされた古く老朽化したコンクリートの大きな構造物がありました。プールのようにも見えますが、これが何だったのかは分かりませんでした。

飛行機の構造体を作るためのロボットの展示がありました。

こちらは飛行場分室の構成施設がある建物です。建物の前では宇宙食やJAXAグッズなどが販売されていました。実は第一会場でも売店があったのですが、こちらは長蛇の列があり近づくことができなかったのですが、こちらの第二会場はとても空いていました。

第二会場から帰ろうと思ったのですが、連絡バスは長蛇の列ができている上、バスが渋滞に巻き込まれて大きく遅れていることが案内されていました。今回は連絡バスを使うことは諦めて、調布飛行場や国立天文台などを見学しながら、路線バスで駅まで行くことにしました。

こちらが調布飛行場になります。

調布飛行場のあとは、三鷹市大沢コミュニティセンターにあるレストラン「フロール」で肉野菜炒め定食を食べました。

腹ごなしをしたあとは、国立天文台の三鷹市星と森と絵本の家に寄りました。

この日はかなり歩いてしまいましたが、日頃はなかなか行けない施設を見ることができて充実していました。