米国Amazonがプライム会員の会費を12ドル99セントに値上げ

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 米国のAmazonプライム会員の会費が値上げになるそうです。従来は月額10ドル99セントだったのですが、これが12ドル99セントになります。年額に換算すると24ドル増えて156ドルとなります。

 従来、年額一括払いを実施していた場合は同じ99ドルのままとなります。年額一括払いだとかなりの割引率です。

2024年8月20日追記

2024年8月現在のアメリカのAmazonプライムの料金は、月額14.99ドル、年間139ドルです。

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日本のプライム会員

 日本の場合は月額払いで400円、年間一括払いで3900円です。米国と比較して相当安い料金に抑えられていることがわかります。しかも、現在のところ日本では値上げのニュースリリースは発表されていません。

2024年8月20日追記

 2024年8月現在の日本におけるAmazonプライムの会費は、年間プラン5,900円(税込)または月間プラン600円(税込)となっています。このエントリーを公開した2018年の当時と比較すると年会費で2000円値上げされていることが判ります。Amazonプライムビデオなど付帯するサービスの品質も上がっているので、まだプライム会員になっている価値はあると思って私自身は会員を続けています。日本では大きなショッピングモールとして楽天市場がシェアを獲得しているので、Amazonとしてはこれ以上の値上げを続けることは難しい状況になってきると思います。

 Amazonプライムの会員特典は非常に魅力的です。当日お急ぎ便が無料で使えたり、対象の音楽が無料で聴き放題になるAmazon プライム ミュージックが聞けたり、対象の映画が無料で見放題になるAmazonプライムビデオが利用できたり、まだまだたくさんの特典があります。

 これだけの特典が年額3900円というのは、どう考えても日本の市場は大きなディスカウントがされているような気がしてなりません。なぜ、日本だけそれだけ大きな割引をしているかというと、楽天市場の存在が大きかったのではないかと思います。

 できるだけ魅力的な特典を準備して、楽天市場からAmazonに顧客を移行させようとしているように見えます。では、楽天市場が衰退してAmazonがもしも1強になったらどうなるか、間違えなく、Amazonプライム会員の年会費は米国並みの値段に値上げされるのではないでしょうか。

Amazon以外が衰退すると

 楽天市場やYahoo!ショッピングが衰退してしまうと、怖いのはAmazonの思うがままの状態になってしまう点です。消費者から見ると選択肢がほかに無くなってしまいます。

 私自身はAmazonのみに依存することなく、楽天市場やヨドバシカメラなど、最適な通販を選びながら買い物をしていきたいと思っています。

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