楽天証券のキャンペーンで米国株式の板情報が確認可能に

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 日本の東京証券取引所で株式の売買をするときには、楽天証券で取引をするときに板情報を無料で確認することができます。ところが同じ楽天証券でも米国株式の売買時には板情報(米国株オーダーブック)を確認することが今まではできませんでした。

 しかし、急に楽天証券から「【無料条件達成】米国株式の板情報を無料でご利用いただけます!」というタイトルのメールが届きました。

 通常は米国株式の取引で売買代金が30万米ドルを超えると、無料で米国株オーダーブックを見られるようになるようですが、2024年10月11日から11月29日の間はキャンペーンで、売買代金が3米ドル以上になると米国株オーダーブックが見られるのだそうです。ちなみにリアルタイムで売り、買いで、上下30本の板を見ることができます。

「米国株オーダーブック(板情報)」(英名:TotalView)は、米国のすべての取引所に上場されている株式の気配値情報をリアルタイムで提供するサービスです。TotalViewは米国NASDAQ社によって運用されており、ナスダック取引所のデータを配信しています。

米国株オーダーブック
米国株オーダーブック(PCブラウザ画面)

 無料条件が適用されない場合の月額料金はこちらのとおりです。

「米国株オーダーブック(板情報)」のご利用料金は「一般(ノンプロフェッショナル)」のお客様と「プロフェッショナル」※1のお客様で料金がそれぞれ異なります。

  • 一般(ノンプロフェッショナル)のお客様:2,200円(税込)/1ヵ月
  • プロフェッショナルのお客様:11,000円(税込)/1ヵ月

「プロフェッショナル」には、法人のお客様、金融機関勤務のお客様(個人)等が該当いたします。「米国株オーダーブック(板情報)」サービスにお申し込みされた方は、「NYダウ指数」もリアルタイムでご利用いただけるようになります。同サービスにお申し込みされていない場合は、「NYダウ指数」を15分ディレイでご利用いただけます。

 さらに、NYダウ指数・ヒートマップをリアルタイムで見られます。無料表示期間は2024年11月30日までです。閲覧できるのは下記のチャネルです。

  • iSPEED
  • マーケットスピードII(上下30本)
  • PCウェブ(上下5本)

 とても、30万米ドルの取引はできないので、今回だけになると思いますが、どんな使い勝手なのか確認しようと思います。特に何らかの申し込みをしなくても自動的に適用されるようです。

【追記】

 確かにiSPEEDやウェブブラウザで板情報が見られるようになりました。商いが薄い米国株式の銘柄を買うときに、成行で購入すると思ったよりも高い価格で約定してしまう場合があります。きちんと板情報を見ながら指値で行くのか、成行で行くのかを選択できるようになるので、やはりオーダーブックの情報は大切だと思いました。

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