高架化工事の部分完成と開かずの踏切の出現による交通への影響

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 2003年9月27日(土)の16時頃から28日(日)の午前6時頃までの予定で、中央線では高架化に伴う線路の切り替え工事のために電車の運転を止めてバスによる代行運転などを実施しました。

 しかし、保安設備のトラブル等により工事終了は大幅に遅れて、28日(日)の午後2時ぐらいになってようやく電車の運転再開ができるという異常事態になりました。この日の朝はバスの代行輸送も9時過ぎで運転を打ち切られてしまい、混乱に拍車をかけました。

 この日にたまたま、三鷹駅と武蔵境駅の間にある跨線橋から、電車が走っていない中央線の線路を撮った写真があるので掲載しておきます。下の写真は跨線橋から三鷹駅方面を撮った写真です。

 しかし、電車の運転再開がされたあとも、問題を残してしまいました。線路の間隔が広がってしまい、人が横断しなければいけない距離が伸びてしまったため、踏切を閉めている時間が長くなってしまったのです。そのため、特に朝のラッシュアワー時などでは、踏切がほとんど開かなくなってしまいました。これがまた大きな問題となっています。

 下の写真は、武蔵境駅の近くにある踏切の様子です。

 この写真を撮ったのは昼間の時間帯だったので、数分待てば、踏切は開いてくれました。

 しかし、踏切が開いている時間はごく短く、踏切を渡りきらないうちに、また鳴り出してしまうような状況でした。また、上の写真を見ると写真の左端に警備員の人がいるのが見えるかと思いますが、各踏切には電車の運転時間帯には常時数人の警備員の人が配置されていて、歩行者や自転車、そして自動車の安全な横断に気を使ってくれています。 

 この踏切問題に対しては、JRからは以下の対策が2003年10月15日にアナウンスされています。

  • 踏切制御方式の改良
  • 安全確保を前提に踏み切り制御方式を改善して踏切の閉まっている時間を少しでも短くする。
  • 自転車通行の改善
  • 東小金井駅に自転車が利用できるエレベータを新設する。
  • 車イスの利用の改善
  • 武蔵小金井駅には自由通路が無いため、改札内のエレベータを利用できるように改善する。

 さらに10月21日に下記のアナウンスが行われています。

  • 仮設歩道橋の設置
  • 踏切の歩道幅員の拡幅
  • 既設地下道の交通の円滑化
  • 踏切の保安要員の配置の期間延長
  • 案内看板の設置場所増強による案内の強化

 これらの対策が行われたとしても、まだまだ、踏切問題は収束しない可能性がありますので、状況を観察しつつ、タイムリーな対策をとっていってもらいたいと思います。

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