DivXという動画圧縮技術をご存じでしょうか。mpeg4をベースにした高圧縮動画記録フォーマットで、最近、パソコンでビデオキャプチャーをする人の間では徐々に普及してきました。
この記事を書いたのは2004年、DivXのバージョン5.2が発売された年です。当初は法的な問題も内在していましたが、バージョン4からはMS-MPEG4のバイナリを使用せず、独自に開発したビデオコーデックが利用されるようになり、さらにMPEG LAからのライセンスも取得したことで、法的な問題は完全に解決されました。
しかし、パソコンで動画を見るのはなかなか辛いもの。そこで、DivXの動画再生プレーヤーが発売されています。
【2013/07/14】
DivX技術を使わなくなってきました
2013年現在でもDivXという動画圧縮技術自体は残っていますし、またこの規格に対応したDVDプレーヤーなど多様な商品が販売されています。しかし私自身はほとんど、H.264/MPEG-4 AVCを使うことが多くなっています。
また動画圧縮技術自体は改善が次々に進んでいて、ファイルのサイズが小さくても綺麗なままで圧縮ができるようになってきました。圧縮には強力なパワーのCPUを必要としますが、CPU自体の技術革新も進んでおり、CPUの性能も飛躍的に良くなりました。
また、動画を見るための環境も、日頃持ち歩くiPhoneで鑑賞できるようになったり、この記事を書いたときとは全く状況が異なってきています。
【2018年12月31日追記】
DivXを目にすることが減りました
DivXという動画圧縮規格は最近では目にすることが減ってきたように思います。WEBで動画を見るときにはYouTubeを使うことが一般的になってきましたし、あまり動画が何の規格で圧縮されているかを気にする必要自体が少なくなったことによる影響も大きいかもしれません。
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