既にインナーイヤー型のヘッドホンとしては、ゼンハイザー社のMX400という商品を使用していますが、CREATIVEのMUVO2とHP iPAQ h2210を購入したことによってヘッドホンを別の機械と使い回さなければいけなく面倒くさく思っていました。今日、ヨドバシカメラの新宿西口本店に行く機会があったので、ヘッドホン売り場へ見に行ってみました。
ヨドバシカメラでの購入記
売り場の面積が広いため、さすがに色々な種類の商品が売られています。SONY、オーディオテクニカ、VICTOR、TEACなど国内の大手メーカー社製の製品に混じって、ゼンハイザーの商品もきちんと、MX400とMX500が売っていました。今回はMX500を購入しようと思っていた瞬間、すぐ横に、KOSS社のTHE PLUGという商品が置いてありました。
耳に入れる部分を強調したパッケージに収容されているのですが、耳の中に押し込むようなタイプのヘッドホンであることが判ります。今まで、このようなタイプのヘッドホンを使用したことが無かったので、購入してみることにしました。

値段は2000円程度です。

家に帰って観察してみると、保証書はTEACが付けたものが裏側から茶封筒に入れられた状態で貼り付けられています。日本における輸入代理店としてTEAC社が役目を担っているようです。保証書をはがしてパッケージを開けてみると、中からはヘッドフォン本体と耳に入れるスポンジ?の替えが3セットも入っています。しかも、形は一律ではなく、3セットとも違う形をしていました。6角形をしたもの、円錐形のもの、そして円柱形のものです。どれも、ちょっと日本人の耳の穴よりは大きめじゃないかなという感じです。


さっそく、h2210に接続してWMAで圧縮した音楽を再生してみました。ヘッドフォンを耳の穴に当て込んでみて、しばらく音楽を聴いてみたのですが、どうも低音が不足しています。逆に高音については、ボーカルの「さしすせそ」に妙なクセが感じられます。

どうも、インターネット上で提供されている情報と違うので異なるので、何か使い方が誤っているのだろうと思い、また、googleで検索をしつつ勉強をしてみました。すると、ヘッドホンをそのまま押し込んで使うのではダメなようです。スポンジの部分を指で押さえつけて十分に小さくしてから素早く耳の中に押し込まなければいけないそうです。そうすることで、耳の穴の奥の方まで入って、装着感が高まり、脱落しにくくなるばかりではなく、低音が強調されて、非常に迫力のある音になるようです。さっそく、その解説の通りに耳の中へ押し込んでみると、今まで、インナーイヤー型のヘッドホンでは聴いたことも無いような低音が出てきました。また、高音の変なクセも感じられなくなりました。これならば、電車の中などで使っても、周りの人に迷惑をかけることなく、また、周囲の音に邪魔をされずに音楽に没頭できそうです。
インターネット上で情報を集める中で気がついたのですが、SONYが売っているイヤーパッドに交換すると、更に装着感が向上するようです。若干の改造が必要なようですが、こちらも次回は挑戦してみたいと思います。
買いやすくなりました (2005.11.26追記)
今までKOSSのヘッドフォンは入手しにくい面があったのですが、KOSSのSPARKPLUGというヘッドフォンがamazonで取り扱いが始まったことにより、ぐっと入手がしやすくなりました。amazonへの商品リンクを紹介しておきます。
(2006/05/01追記)
最近はこのヘッドフォンはさらに入手がしやすくなりました。たとえば楽天市場で検索しても10種類以上のお店で取り扱われています。販売価格にも安いところから高いところまでかなり開きがあるので、まずは検索してみてはいかがでしょうか。
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