手軽に使える動画編集ソフトの「TMPGEnc」がとても優秀

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動画編集ソフトにTMPGENCというMicrosoft Windowsで動作するソフトがあります。そもそもは1998年にMPEG-1の圧縮ソフトという位置づけでフリーソフトとしてスタートしたソフトウェアです。この時期、テレビで放送されるプロモーションビデオをパソコンでキャプチャして、TMPGEncで編集するようなことをしていました。少し使い勝手が独特で最初は慣れるまでに時間がかかりましたが、慣れてしまえば使いやすいソフトウェアだったと思います。

2000年にはMPGE-2作成機能を実装しようとした際にライセンス料を支払う必要があったため、結果としてMPEG-2対応機能は外されました。その後、2001年になって「TMPGEnc Plus」として有償販売をしています。並行して、MPEG-2作成機能を期限付きにした無料版TMPGEncも引き続き公開されていました。

当時、TMPGENCそのものが1ヶ月単位ごとくらいにアップデートされていたので、新しい版を入れると試用期間がさらに1ヶ月間伸びるという形で何とか使い続けることができていましたが、アップデートのスピードが鈍った時点から、ちょっと困っていた時期もありました。

そんななか、DVD-Rドライブを購入したときに付属ソフトとしてTMPGENCの製品版が付属してきたので、また、TMPGENCを全面的に使用するになりました。少し操作感が独特な部分がありますが、慣れれば、本当に使いやすいソフトだと思います。

【2012/10/08追記】

最近ではパソコンで動画の編集をすることがまったく無くなってしまいました。通常の編集用途であれば、DVDレコーダーに付属している簡易編集機能で十分になってきたためです。この記事を書いていた当時は、まさか民生用の機器で簡単にここまでの編集ができるようになるとは思ってもいませんでした。

今後もハードの技術進展が進むのとともに便利な機能が実装されていくものだと思いますが、パソコンにインストールするタイプの動画編集ソフトは、どちらかというと色々なことを駆使したい人向けに特化していくのかもしれません。

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