インターネットアーカイブを使用すれば昔のホームページを今でも確認可能

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自分でブログを公開しているときに、昔のデザインはどんな感じだっけかな?と思い直すことがあるのですが、そんなとき、昔のホームページを見ることは出来るのか、ネットで検索をして情報を探してみました。

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インターネットアーカイブサービス

すると、インターネット上の情報を定期的にアーカイブして、当時の状況を確認することが出来るサイトがあることを知りました。

Internet Archive

上記のサイトに行くと、過去のホームページを今でも見ることができます。サーチボックスにURLを入れてサーチすると、ホームページがバックアップされた日付が出てきますので、任意の日付をクリックするだけで当時のホームページを見ることができます。

このアーカイブは1996年にブリュースター・ケールによって設立されました。Wikipediaによれば、2001年時点ではおよそ100テラバイトに過ぎませんでしたが、2004年時点で1ペタバイトに達し、月に20テラバイトの割合で増加を続けていると紹介されています。ホスティング環境も2009年まではHDD4台を搭載した800台のLinuxクラスタだったものが、以降はSunFire X4500 63台のクラスタに変更されたと紹介されています。これだけ大きな構成だと、その運用コストは莫大なものになっていると思いますが、どのように資金調達が行われているかは判りませんでした。


日本では図書館でもインターネット上に公開されている情報を保存しようという動きがあるようです。

そもそもは図書館では日本で刊行される数々の書籍を保存する目的がありましたが、その延長の考え方なのでしょうか。保存するコンテンツをある基準で絞っていったとしても、とてつもなく多くのディスクが必要になりそうです。

【2018年12月31日追記】

国立国会図書館によるインターネットアーカイブサービスの紹介

国立国会図書館のホームページに世界のインターネットアーカイブへのリンクが紹介されていました。

世界のウェブアーカイブ|国立国会図書館インターネット資料収集保存事業

以前は情報を記録するハードディスクの容量単価が非常に高かったため、情報の収集には制約がある場合もあったと思いますが、現在では容量単価の減少により情報を集めやすくなっているとは思います。ただ、動画などの容量の大きいコンテンツも増えているので、イタチごっこの状況になっているようにも思います。

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