Sonyから読書用端末「LIBRIe」の発売だそうです。内蔵メモリーは10MBしかないのですが、それでも、250ページの書籍で有れば何と20冊分も中に入ってしまうそうです。電車の中でこの機械を広げて読書している姿というのは、どんな感じに見えるのでしょうか。
【2005.7.23追記】
SONYの読書用端末を見かけない
発売から1年あまりが経過していますが、ほとんど、この製品を使っているところって見たことがありません。あまり普及したとは言えないでしょう。最近では自由に折り曲げられる薄い液晶なども現れているので、より進化した製品が発売されることによって爆発的に売れるのではないでしょうか。
【2012/09/30追記】
2008年12月26日をもって、Timebook Townでのコンテンツ販売は終了しました。リーダー自身も、Windows 7、Windows Vistaには対応しない状況のまま販売が終了しています。
Amazon Kindle
欧米ではamazonのKindleが非常に普及していると聞きます。すでに、紙の書籍の販売数よりも電子書籍の販売数の方が多いという報道もありました。
ところが日本では電子書籍はまだほとんど普及していません。
楽天Kobo
先日、楽天がKoboを日本市場で大々的に発売しました。またあわせて、Kobo用の電子書籍ショップも立ち上げています。
7月に電子書籍ショップを立ち上げたあと、電子書籍の数を増やすことに全力を投入していますが、2012年9月末日現在で日本語の書籍数は「60196件」となっています。まだまだ、思うようには増えていないようです。
実際にどんな書籍を販売しているかを確認していても、本屋では普通に売っているベストセラーの本がKoboショップでは見つからないこともあります。出版社との関係など色々解決しなければいけない問題があるのかもしれません。
少し心配なのは、もしも楽天がKoboのサービスを数年先に打ち切らざるを得なくなったときに、いったい購入した本はどうなってしまうのかということです。実は最近、楽天が少し前から立ち上げていたRabooという電子書籍ショップを閉鎖することを発表したのですが、残念ながら登録されているコンテンツは自分のリーダーにダウンロードしない限りは消去されてしまうという発表内容でsた。Koboに移行すれば、特典もあるのですが、100%の保証ではありません。
楽天の都合でサービスを終了させるのであれば、Koboなどの継続する側のサービスに100%の移行を保証して欲しかったところです。
私自身はKoboを購入したのですが、おもに特価で売っている本を読む目的にしか使っていません。2000円以上するようなビジネス書は紙の本を購入しています。もう少し電子書籍のサービスが出そろってサービスが安定するのを待ってから、どこの電子書籍を使って行くかを決めたいと思います。
【2024年1月31日追記】
紙の書籍は所有権・電子書籍はコンテンツの利用権
従来の紙の書籍は本屋さんで購入すれば、所有権は自分で持つことになります。従って、読み終えた紙の書籍は古本屋に持って行って売ることができます。
電子書籍で同じように書籍を購入したつもりになっていても、それは所有権を得たことにはなりません。単にそのコンテンツを読んでも良いという利用権を購入しているにすぎません。従って電子書籍は読み終えたとしてもコンテンツを他人に売ることはできません。
さらに電子書籍で一番怖いのは、電子書籍の提供元が倒産したり、サービスを閉鎖した際に、最悪は今まで購入しきたはずの電子書籍を全て読めなくなってしまってしまう場合があることです。良心的な企業であれば別の企業が提供しているサービスに移行してくれる等の代替手段を準備する場合もあるかもしれませんが、すべてそのような対応がなされるとは限りません。従って、電子書籍サービスを利用する場合にはシェアが高く利用者が多いサービスを利用するのが安心です。
私自身は楽天市場のSPUによる倍率アップを狙って、楽天KOBOを利用する機会が多いです。
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