リシアを水中に無理矢理沈めて、CO2を強めに添加し、そして光量もいっぱいにしたときに、光合成を活発にして気泡をいっぱい付けたリシアというのは本当にきれいですよね。このリシアを水中に沈めるのには、テグスで石に縛り付けて沈めたり、ミカンの入っているネットの中に入れて、まわりに石を置いて沈めたり、色々な工夫がされていますが、何と言っても便利なのは、市販されているリシアネットを使用するのが手軽かと思います。
このリシアネットは、ステンレス等の錆びない金属の網を使って四隅を折り曲げて、中にリシアを入れて沈められるようにしただけのものなのですが、意外とこのリシアネットって高いのです。大きめの水槽で、底一面をリシアで埋め尽くそうとしたら、1万円くらい、ネットだけでもお金がかかってしまうかもしれません。
そこで、私は100円ショップを探してみました。意外とたくさん、ステンレス製の網は売られています。中でももっとも気に入ったのは下記の商品です。

この商品はダイソーなどの有名チェーン店では扱っていないようで、独立系の100円ショップで発見しました。写真で見た感じはあまり大きな商品のようには見えませんが、実は18cmX24cmのサイズがあります。
この商品にリシアを詰めて水底に沈めると、下記のような形になります。お世辞にも、あまりきれいとは言えません。でも、ネットの中にリシアの切れっ端を詰めて沈めるだけなので、とても手軽です。

そして、リシアが成長すると下記のようなイメージになります。リシアの中にウイローモスが混じっていたみたいで一緒に成長してしまっていますが、これはこれでご愛敬という感じで、自然っぽくて良いかなと思っています。ここまでリシアが成長すれば、もう網は見ることができません。

このままリシアが成長し続けてくれると良いのですが、やがてリシアのネットの中にあるリシアが枯れて、浮力に耐えられなくなり、リシアが水面に向かって浮いてきてしまいます。いわゆるリシアの「パッコン」です。こうなったら、またリシアネットの中に詰め直して、水の中に沈めるような形になります。リシアパッコンまではまだ間がありそうですが、そろそろ浮いてきているので、注意が必要です。
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