120cmの水草水槽を維持していますが、水槽を大掃除したら水面に油膜が発生するようになってしまいました。かなり念入りに底の砂利を掃除したり、新しい外部式フィルターを追加したりしたので、バクテリアにダメージを与えてしまったようです。そこで、エアポンプを使って水槽のライトを消している夜間だけエアレーションをするようにしました。ライトを付けている時間帯は同時に二酸化炭素も添加していて、エアレーションをすると二酸化炭素を放出してしまうので、この時間帯はタイマーを使ってエアポンプへの電気の供給を止めるようにしています。
しかし、エアポンプの容量が少し大きすぎるせいか、ちょっとエアレーションが強烈すぎるようです。また、エアポンプには2つの吹き出し口があるのですが、そのうち一つの吹き出し口はコックで止めて、もう一つをエアストーンに接続しているので、そこに大量のエアーが供給されているようです。
使用しているエアポンプはニッソーのβ4000という機種です。少々運転音が大きいですが、性能は確かで、かなりのエアーが吹き出されてきます。
また、使用しているエアストーンは「いぶきエアストーン」の製品を使っています。
このエアストーンは非常にきめの細かい気泡が出てきて高性能な製品なので愛用しています。このエアストーンに全てのエアーを入れているのですが、少々強烈すぎるので、せっかくエアポンプに付いているもう一つの吹き出し口から、何か別の製品に空気を吹き込んで、油膜とりに貢献して貰おうと思い立ちました。
どうせ購入するのであれば、単なるエアストーンではなく、水質浄化機能も付いているものが良いと思い、いくつか製品を探してみました。エアーを吹き込んで水質を浄化するための製品としては、安いものでは水作の製品が有名です。熱帯魚用品を扱っている場所であれば、ほとんどどこでも見かけることができるのではないでしょうか。
この製品の性能は定評があるのですが、ちょっとルックスが、水草水槽で使うには気になるところがあります。やはり、金魚水槽などが似合っているような気がします。
テトラ Newダブルブリラントフィルター
そこで定番の商品ではありますが、テトラ社のNewブリラントフィルターを購入することにしました。近くの熱帯魚屋さんで1400円程度を出すと購入できます。また、ダブルブリラントフィルターもあわせて購入することにしました。こちらは800円程度でした。パイプが緑色、スポンジ部分が濃いグレーという色合いで、たとえ水草水槽の中にあっても、あまり存在感を主張することなく、違和感なく溶け込んでくれるところが素晴らしいと思います。また、120cm水槽のメイン濾過装置としては能力不足とはいえ、サブフィルターとして使用するためにはそこそこの濾過能力を持っています。また、エアーでパイプの中の水を上昇させて、水面からエアーと一緒に吸い上げた水を出してくれるので、水面を拡販してくれる力があり、油膜を解消する能力もあると思われます。

テトラのサイトによれば濾過能力は下表の通りとなっています。
機 種 | 適合水量 |
ニュービリーフィルター | 20~40l |
ニューブリラントフィルター | 60~120l |
ブリラント スーパーフィルター | 100~250l |
水槽へのセッティングも無事に終わったので、今日から毎晩使用するようにします。濾過の効果、水面の油膜解消への効果については、また様子を見ながらレポートをしていきたいと思います。
エアポンプの交代
エアポンプはニッソーのβ4000を使用していましたが、このエアポンプは非常に吹き出し量が多いかわりに、少々運転音が大きく、居間の水槽に使うにはあまり向いているとはいえませんでした。そこで、エアポンプをもう少し小型のものに変えることにしました。静音性で人気があるのは水作の水心SSPP-7という商品です。1000円弱の値段で購入できると思います。

このエアポンプは水心の中でもっとも容量の小さなものですが、これ1台でテトラニューブリラントフィルターへのエア供給は十分です。これ以上の空気を送り込むと、逆に水がうまく噴出してこなくなると思います。音は噂のとおりにかなり小さくあまり気になりません。むしろ、ニューブリラントフィルターの吹き出し口から出てくる空気と水の音の方がずっとうるさいくらいです。
エアポンプ+テトラニューブリラントフィルターの組み合わせですでに1週間以上の運転を続けていますが、すっかりと水面に浮かんでいた油膜はなくなってしまいました。また、水の中にも十分なエア供給が行われて、水の透明度が上がったような気がします。昼間は二酸化炭素供給、夜はエアポンプという形で環境が急変するので、昼間は酸性、夜はアルカリ性にかなりPHが変わっているような気がしますが、魚や水草の調子は特に問題が無さそうなので、このまま運転を続けていきたいと思います。
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