2000年代初頭のマイホーム購入に向けての記録(その11:物件引き渡しから融資の実行)

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3.9 完成時施工検査

 とうとう外装も含めて物件が完成したという連絡がありました。今日は出来上がった物件の施工検査に立ち会うために現地へ行ってきました。

 いままでは、西側の家が建てられていなかったのですが、今日行ってみると、骨格はすでに出来上がっています。しかも、2階の窓の位置が、まるで定規で測ったかのように同じ位置に同じ大きさで付いていて、これにはびっくりしました。お互いで窓を開けると、完全に「こんにちわ」という感じです。私が契約した物件は道路から見て奥にある物件が建て売りの状態で売られていて、道路側の家は建築条件なしで土地だけが売られた現場です。(最初は全部が土地だけの販売だったようですが、条件の良い道路側の土地が先に売れてしまい、奥の土地については建て売りにしたようです)

 従って、今日、説明をしてくださる開発業者さんは、あちらの建物のことはまったく知らなかったのですが、あとから家を建てた人のほうも東側の窓が隣の人の家の窓と位置がピッタリ同じだったら、きっと嫌なことだと思います。まだ、窓の位置が判るようになってから現場を見ていないのかな?

 施工検査の対応は、不動産会社のいつもの営業マンの人と建物の開発業者の人が一人ずつ立ち会ってくれました。開発業者の人が、換気扇、食器洗浄機、ウオシュレット、洗面台、電気設備、電話設備、水道、ガス、敷地境界、下水、TVアンテナ線の現況、ブースターの位置等々、多岐にわたって丁寧に一つずつ説明をしていってくださいました。

 気になった点は、敷地の境界には普通は杭が打たれていて、ちょっとやそっとのことでは、位置がずれたりしないようになているものですが、今回の物件の場合は、一点だけが塀の上に境界を示す表示がされていました。塀はかなり頑丈そうだったので、ちょっとやそっとのことで壊れるようなものには見えませんでしたが、もし壊れでもしたら、地積測量図をもとに境界点の再確認ということになりそうです。確認してみたところ、塀が非常に頑丈にできていて、また、古くからある隣の家との境界線上に立っている塀で、どうしても塀の一部を壊して、杭を打ち込むことが困難だったようです。

 すでに私が契約したときには、家がほとんど完成している状態だったので、基礎の状態や柱の状態を確認できていないのですが、最近は建物のほうに10年間保証が付いていて、今回の開発業者さんも住宅保証登録機構に入っているので、安心感があります。

 無事に施工検査もおわり、いよいよ、住宅ローンの契約、そして残金の決済、権利の登記、物件の受け渡し、引越をして、やっと自分の家になる道筋も見えてきました。

 住宅ローンの方は、ラッキーにも東京三菱銀行の30年固定(1.9-3.4)の申し込みに間に合ったのですが、返済は保証料をローンの中に含めて貰って、さらに、最初の支払いはきつくなりますが、確実にローン残高が減少していく元金均等払いにしようと思っています。 

3.10 引っ越し屋さんを探そう!

 物件が完成して施工検査を行って、無事にOKということになりましたので、いよいよ引っ越し屋さん探しに入ることにしました。

 インターネットで個人のホームページから引っ越し屋さんの見積もりをとった話し、値切りの話し、そしてアフターサービスの話しを探し回っては読みまくりました。いろいろ探してみると、地元の小さな引っ越し屋さんと、中堅全国規模、有名全国規模の引越業者を比較すると、意外にも有名全国規模の業者の値段が頑張っているようです。私自身は有名全国規模の会社はサービスは良いけれども金額も高いという印象を持っていたので、とても驚きました。

 そこで、大規模から2件、小規模から1件の見積もりをとってみることにしました。大規模はWEBを見ていたなかで一番評判が良かった、「アート引越センター」をまず選びました。最近、「あなたの人生、お運びします」というタイトルでドラマ化されていたことも有名ですね。つい私も全部見てしまいました・・・。値段も安いしサービスにも満足しているという意見が多かったです。そして、大規模でもう一つはクロネコヤマトを選びました。日本通運にするかこちらにするか悩んだのですが、WEBでの評判を参考にクロネコヤマトにしてみました。小規模の会社は名前を伏せておきます。

 まず、電話して希望する日時の午前中の便が空いているかを確認しました。小規模業者は「空いていないので午後の便にしてほしい」ということで、泣く泣くこれに了承して、見積もりの日取りを決めました。アート引越センターはWEBから申し込むとe割というのが効くようなので前日のうちから申し込んでおいたところ、朝9時少しすぎには電話がかかってきました。すごい迅速ですね。アート引越センターは当日は混んでいるので、調べてから折り返し電話するということになったのですが、折り返しの電話ではOKを貰いました。クロネコヤマトは即答で日付はOKでした。

 こうなると、あえてこちらの希望と合わない時間で小規模の会社にお願いしても仕方が無いわけで、断りの電話を入れたところ、今度はアッサリと午前中の便が出せると言い出しました。非常に対応がいい加減なので、初期印象としてはマイナス一点です。多少、安い程度では、この業者に引越をお願いすることはしないと、心に誓いました。
 今日の夜はまず、小規模の会社が見積もりに来ます。どんな見積もりになるかが楽しみです。

 大手2社と地元の小規模1社に見積もりをしてもらい、結局、大手のアート引越センターにお願いすることにしました。値段はだいたい、3社とも同じ値段でした。トラックの大きさも3社とも同じ、クーラーの付け替えも同じ、値切ったあとの料金もほとんど同じという良い戦いになりました。WEBで評判を調べたところ、いちばん、評判が良いようだった(逆に、悪口を見つけにくかった)ので、アート引っ越しセンターにしたしだいです。今日、段ボールを山のように置いていってくれたので、さっそく荷造りの開始です。また、引っ越しの結果については報告します。

 WEBサイトで一気に無料で8社へ見積もり依頼できるサイトもあるようです。このサイトのバナー広告も参考に張っておきます。

3.11 住宅ローン控除の勉強

 政府では景気を刺激するための対策として住宅の取引量を増やす目的で住宅ローン控除の優遇を施策として実施しています。現段階の住宅ローン控除は2003年12月末までに入居した場合は最長10年間で最大500万円までの控除を受けることができます。

 住宅ローン控除を受けるためには、年収3000万円以下(まったくok)、10年以上のローンを組んでいる(ok)、床面積が50平米以上(ok)、その他、もろもろの条件をクリアする必要がありますが、自分が居住するために購入した物件であれば通過可能な条件のように思えます。

 住宅ローン控除の申請は、住宅に居住した年の翌年の確定申告書に必要な書類を添えて、所轄の税務署に申告すれば一定額が還付されるそうです。また、給与所得者の場合、2年目以降は勤務先での年末調整で控除が受けられます。なお、控除を受けるためには融資先の発行する「残高証明書jが必要です。手続き的にはあまり難しい部分は無さそうです。必要な書類は下記の通りです。

・佳民票の写し
・家屋の登記簿謄本(抄本)、土地の登記簿騰本(抄本)
・売買契約書、請負契約書、土地等の分譲に係る契約書などの写し
・住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書
・源泉徴収票(給与所得考の場合)
・増改築等の場合は、さらに、建築確認通知書の写し、検査済証の写しまたは、建築士から交付を受けた増改築等工事証明書

 どれも準備する上で問題があるような書類は無さそうです。とりあえず、銀行とローンの契約をして翌年の確定申告をする時期にならないと関係が無さそうなので、このまま少し置いておこうと思います。

3.12 竣工検査

 すでに東京三菱銀行へのローンの申し込みと審査の内定も貰って、マイホーム購入計画もだんだんと大詰めに差し掛かってきました。こんななか、今日は出来上がった物件の施工検査行ってきました。

 いままでは、西側の家が建てられていなかったのですが、今日行ってみると、骨格はすでに出来上がっています。しかも、2階の窓の位置が、まるで定規で測ったかのように同じ位置に同じ大きさで付いていて、これにはびっくりしました。私が契約した物件は道路から見て奥にある物件が建て売りの状態で売られていて、道路側の家は建築条件なしで土地だけが売られた現場です。(最初は全部が土地だけの販売だったようですが、条件の良い道路側の土地が先に売れてしまい、奥の土地については建て売りにしたようです)

 従って、今日、説明をしてくださる開発業者さんは、あちらの建物のことはまったく知らなかったのですが、あとから家を建てた人のほうも東側の窓が隣の人の家の窓と位置がピッタリ同じだったら、きっと嫌なことだと思います。まだ、窓の位置が判るようになってから現場を見ていないのかな?
 施工検査の対応は、不動産会社のいつもの営業マンの人と建物の開発業者の人が一人ずつ立ち会ってくれました。開発業者の人が、換気扇、食器洗浄機、ウオシュレット、洗面台、電気設備、電話設備、水道、ガス、敷地境界、下水、TVアンテナ線の現況、ブースターの位置等々、多岐にわたって丁寧に一つずつ説明をしていってくださいました。

 気になった点は、敷地の境界には普通は杭が打たれていて、ちょっとやそっとのことでは、位置がずれたりしないようになているものですが、今回の物件の場合は、一点だけが塀の上に境界を示す表示がされていました。塀はかなり頑丈そうだったので、ちょっとやそっとのことで壊れるようなものには見えませんでしたが、もし壊れでもしたら、地積測量図をもとに境界点の再確認ということになりそうです。確認してみたところ、塀が非常に頑丈にできていて、また、古くからある隣の家との境界線上に立っている塀で、どうしても塀の一部を壊して、杭を打ち込むことが困難だったようです。

 すでに私が契約したときには、家がほとんど完成している状態だったので、基礎の状態や柱の状態を確認できていないのですが、最近は建物のほうに10年間保証が付いていて、今回の開発業者さんも住宅保証登録機構に入っているので、安心感があります。

 無事に施工検査もおわり、いよいよ、住宅ローンの契約、そして残金の決済、権利の登記、物件の受け渡し、引越をして、やっと自分の家になる道筋も見えてきました。

 住宅ローンの方は、ラッキーにも東京三菱銀行の30年固定(1.9-3.4)の申し込みに間に合ったのですが、返済は保証料をローンの中に含めて貰って、さらに、最初の支払いはきつくなりますが、確実にローン残高が減少していく元金均等払いにしようと思っています。

 今度は引っ越し屋さんを捜します。

3.13 融資の契約

 東京三菱銀行に行って、住宅ローンの契約をしてきました。契約のときはたくさんの書類に記入しなければいけないんですね。腕がとても疲れました。最初は支払額が多いですが、着実に元本が減っていって、総支払額が少なくて済む、元金均等払いにしてもらいました。東京三菱銀行では従来は元利均等払いしか扱っていなかったようですが、私が契約した商品から新しく元金均等払いの扱いを始めたと銀行の人が言っていました。1時間ぐらいで契約に係わる諸々の話しは終わりました。

3.14 融資の実行

 実印と銀行印と通帳を持って、金消契約会へ行ってきました。大事な金消契約会の日に限って、中央線が人身事故で遅れが出てしまい、銀行に着くのが10分くらい遅れてしまいました。途中で銀行の担当の人に電話を入れておいたので、皆さん待っていてくれて、付いたとたんに即打ち合わせが始まりました。住宅開発業者の人、住宅開発業者の司法書士、仲介してくれた不動産屋さん、こちらの司法書士という顔ぶれでした。一通り、住宅開発業者の人から物件の説明をもらったあとに、残金の支払いや司法書士の方への支払いを済ませて、物件の鍵等をもらいました。これで物件が自分のものになりました。まもなく迫った引っ越しに向けてパワーを全開します。

 家に帰って開発業者さんから貰った住居表示のプレートを家に帰って確認してみると、なんと私の家の住所ではなく、お隣さんの住所でした。開発業者さんが間違ったのだと思います。不動産屋さんに電話したところ、引っ越しが落ち着いたころを見計らって正しい住居表示の標識を届けてくれるということでした。とりあえずめでたしめでたしです。

3.15 権利の登記

 金消契約会のなかでこちらの司法書士の先生に支払いを済ませて、司法書士の先生は権利の登記に必要な書類を持って帰られました。そのあとすぐに登記所で手続きをしてくれたようで、1週間程度たったあとに、配達証明付きの郵便で権利証が送られてきました。表示の登記には随分時間がかかっていたのですが、権利の登記にはそんなに長い期間がかからなかったのは意外でした。

3.16 その他の準備

 電話の移転

 そして、もう一つ、電話の移転をNTT東日本に申し込みました。局番無しの116に電話をしたところ、非常にテンポが良い女性が出てきて、はきはきとこちらの要件を聞いてくれました。ここまでは調子が良かったのですが、細かい話しは引越し先の担当電話局にまわされるのですね。こちらの対応はかなり悪く、電話で20分くらいやりとりをしていました。

 説明の仕方の何が悪いかと言えば、最初にきちんと理由を説明しないんです。日曜日に引っ越そうと思っているのに、工事は月曜日になると言います。よくよく理由を聞いてみると、電話工事単独であれば日曜日に出来るが、ADSL工事は月曜日にしかできない。だから一緒に工事するならば月曜日になるという論法なのです。こちらも事情は少し知っているので、両方とも現地工事が必要であれば、その理由でもわかるが、ADSL工事は局内工事のはず。なぜ工事日を無理矢理合わせる必要があるのかと聞くと、やっと、同日に工事した方がADSLの工事費が安くなるから月曜日に両方を工事することを薦めた、というふうに説明の段取りが悪いのです。これには、あんまり怒らない私も切れそうになりました。普通だったら、最初に、「入居日に電話工事をすることもできますが、ADSL工事は月曜日になってしまい・・・」という説明の仕方をすると思うのですが・・・。

 そんなこんなの経緯でADSLについてはNTT東日本のフレッツADSLをそのまま使い続けることにしました。CATVインターネットの加入も考えたのですが、自宅でサーバを公開できるか否かもよくわからなかったので、使い慣れたフレッツADSLモアが良いだろうという結論です。

 NTT東日本からはフレッツADSLモア2にしないかとも誘われたのですが、いま使っているIP電話対応ルータ付きADSLモデムのMNVがとっても調子が良いので、このままフレッツADSLモアで行くことにしました。今度は電話局がさらに近くなるので、速度アップに期待を持っています。

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