2000年代初頭のマイホーム購入に向けての記録(その9:住宅ローン内定まで)

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3.5 住宅ローン内定までの道のり

1.住宅ローンの申し込み

 希望の物件も決まったので7月末の転居を目指して、6月に、さきほど紹介した東京三菱銀行の30年固定金利型ローンに申し込みを行っていました。最初の10年間は金利が1.9%、その後は金利が上がり、3.4%になるという期間限定・販売額限定のキャンペーン商品です。

2.内定を待つ・・・

 不動産屋さんに仲介をしてもらって、ローンの申し込みをおこなったまでは良かったのです。しかし、不動産屋さんからは1週間から10日間くらいでローンの内定がおりますからと言われていたのですが、この「ローンの内定がおりました!」という連絡が、目安の10日間を過ぎても一向に来ないのです。しかも、7月に入ってから、株価は上がる、債券価格は下がる、長期金利は上がるという傾向があからさまに出てきて、こんなに安い固定金利型の商品を東京三菱銀行がいつまでも売り続けることは、とうてい不可能なのではないか?という状況になってきました。

3.経済情勢が急に変わる!!

 しかも、新聞紙上では、長期プライムレートの上昇に伴って、7月からの融資実行分については長期固定金利型の住宅ローン金利が上がるという報道も流れ始めました。(変動金利型の商品にはすぐには影響が出ないようですが、こんなに金利が安いときに変動金利型商品を申し込むのは、将来を考えるととても怖いです)

4.え、販売終了!!!

 そして、運命の7月10日の日経朝刊の記事になります。いつものように地下鉄に乗りながら新聞を読んでいると3ページ目にあった記事の見出しが目に飛び込んできました。記事の見出しは「住宅金融公庫の貸出金利が9月貸出分から0.4%上がる」という表題の記事でした。私は公庫融資では無かったので、完全に他人事のように、「そぉーか、住宅金融公庫の金利もあがるんだなぁ。民間金融機関だけではなくて、公的融資にも当然影響があるんだなぁ」などと軽々しく思って記事を読み進んでいくと、問題の文章がありました。

 その記事とは、こんな感じの文章でした・・・・。「東京三菱銀行が6月中旬に取扱を始めた30年ものの固定金利ローン。当初10年間の金利を年1.9%と最低水準にしたところ、9日に約5000億円の販売枠を売りきって販売を終えた」という恐ろしい記事が載っていました。

 私がまさしく申し込んでいた商品がこれです!!!。もしもこの商品が本当に販売を終えてしまったとすると、またゼロからローンの申し込み、審査という形になってしまいますし、もう住宅財形は残高の90%相当額をおろしてしまっているので、財形住宅金融にローンを申し込むこともできません。悪い予感が、頭をよぎりました。 

 日経以外の新聞を探すと、他の情報も書いてあるかもしれないと思い、朝日新聞も確認してみると以下の記事を見つけました。(要約)

東京三菱の1.9%住宅ローン、駆け込み殺到で打ち切り① 東京三菱銀行は9日、「長期固定・低金利」を売り文句に6月中旬に発売したばかりの住宅ローンの取り扱いを打ち切り。
② 当初は年末まで扱う予定だった
③ 長期金利の上昇で駆け込み契約が殺到
④ 用意していた融資枠が3週間でいっぱいに
⑤、半年間の販売ペースで設定した4000億~5000億円の融資枠が瞬く間に完売

5.冷静に確認

 まずは、この記事で言っている「販売を終えた」ということは、「何の時点をもって販売を終えたのか?」という定義を確認しなければいけません。私の頭のなかは、ローンの内定がおりて契約が終わった人までがセーフで、私のように単に申し込んだだけの人はNGなのではないか?という気がしてきます。

 しかしもっと冷静に考えると、この商品は6月14日に発売が開始されて、私はその10日後くらいに申し込んでいるので、意図的に私の内定審査を遅らせるようなことが無い限り、このわずか10日間で申し込んだ人だけで融資枠がいっぱいになってしまったということになります。いくら何でも、そんなにトントン拍子で家を買って契約までこじつけられる人がたくさんいるわけないよな、きっとこれは私のように「申し込み」をした人で枠がいっぱいになってしまったと思った方が正解なのではないかという気もしてきました。

 まぁ、まずは気を取り直して、ローンを仲介してくれている不動産屋さんに電話です。いつも対応してくれている営業マンの人に「新聞を見たら申し込んだローンの販売が終了になってしまったみたいですが大丈夫ですか?」と状況を聞いてみました。すると、「東京三菱銀行から内定の連絡があって、ちょうどご自宅に電話をしたところです。申し込んで頂いた30年固定金利型商品で内定を貰えているので大丈夫ですよ。手続きに必要な書類をご自宅に郵送します」という答えをもらいました。

 滑り込みセーフという感じで、本当に良かったです。今回は、まぐれとはいえ、本当にラッキーでした。この東京三菱銀行が扱っていた30年固定金利型商品は、現在、大手金融機関および公的金融機関を通してみてももっとも金利が安いタイプの商品で、わずか1ヶ月弱しか発売がされていなかったのに、申し込みに成功したことになります。ちょうど物件選びのタイミングがこのローンの販売期間に合ったことや不動産屋さんの情報力で、発売が開始されたばかりのこのローンに関する斡旋が無ければ私自身では絶対に気が付きもしなかったわけで、本当に関連の皆様には感謝しています。来週、ローンの正式な規約をおこないたいと思います。

3.6 引っ越し前の大掃除

1.まずは大掃除の方針

  マイホーム獲得作戦については、物件も決まって契約も終わらせ、銀行ローンの審査が通りましたので、より引っ越しも確実なものになってきました。いきなり引っ越し時に、いるものといらないものを分別すると、大量の引っ越しゴミが出てしまうのが目に見えています。引っ越し時に大量のゴミをもしも出してしまったら、ときどき、こちらに戻ってきて、小出しにゴミを出さないと、近所の人に迷惑をかけてしまいます。

 そこで、引っ越し前2~3週間前であるちょうどこの時期から、そろそろ大掃除をして、いらないものを処分しなければいけません。いまのマンションにはすでに11年も住んでいるので、かなり不必要なものもたまっていますと思います。

 ずっと使い続けていたものに関していらなくなっても、最初は「これいらないかな?」と思っても、「また使うかもしれないな?」という感じがして押入の奥にしまっておくのですが、結局使わないまま、何年も放置されているものって結構あるんですよね。このようなものが、たくさん押入やベランダ物置の中を占領しているのは目に見えています。 今回は、「いるもの」と「いらないもの」に分けたあとは、オークションに出品するものと、捨てるものに分けようと思います。本当は近くのリサイクル屋さんに出しても良いのですが、あんまり高い値段では買い取ってくれないのですよね。二束三文の値段になってしまいます。中古のパソコンハードやオーディオビジュアル機器を専門で扱っているHARD OFFですら、あまり高く買い取ってくれないのが現実です。オークションに出品するときのコツについては、別サイトのこちらのページに解説しましたので、興味がある方はご覧ください。

 大きくて、まだ十分使えるようなものについては、オークションで売れたとしても、そのあとの発送がたいへんなので、このようなものは、リサイクル屋さんに買ってもらい、それ以外の「他人に使って戴くにはどうも・・・」というものは市に頼んで大型ゴミとして処分しようと思います。

2.大掃除の実行

 次に大掃除の実行です。まずは、大きなものから処分に入りました。古い空気清浄機、古い布団、古いVHDプレーヤ(知らない方も多いと思うのですが、ビデオを見るための機械で、一時期はレーザーディスクと張り合っていました)、古いパソコン(80286)、古いバーベキューコンロとどんどん大きなゴミが出てきます。こんなことでもしないとゴミって捨てられないですね。

 次に中くらいのものの処分です。熱帯魚関係の商品、オーディオテープ、古いビデオテープ、といった具合にこちらもドンドンゴミが出てきます。大きなゴミ袋に、10袋くらいにはすぐになってしまいました。

 そして、オークションに出せるものはあるかな?と思って探ってみたのですが、受け取ってくださった方に喜んで頂けるようなものがどうも無いので、今回は、オークションへ出品するような商品は一つも出てこないかもしれません。引っ越しゴミの選別は、これから継続的に行っていこうと思います。

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