プレクスター(PLEXTOR)製記録型DVDドライブが1万円割れ

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 最近、記録型DVDドライブの値段がどんどん下がっていますが、とうとう、従来はあまり値下げをせずに高級路線で売っていたプレクスター社のドライブが秋葉原では1万円を割って販売されているようです。(プレクスターのブランド名の由来は、ラテン語で「織る」を意味する「plex」と、メーカー名のシナノケンシの主要製品である電動機を意味する「motor」を組み合わせた造語です)

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プレクスターのDVDドライブ製品の取り組み

 プレクスターは2002年に「PlexCombo」というCD-R/RWの読み書きに加え、DVDの読み出しに対応した「コンボドライブ」がDVDドライブの最初です。2003年には初の記録型DVDドライブ、NECからのOEMで「PX-504A」を発売しました。プレクスターの純正としては、「PX-704A」とDVD-R/-RWに対応した「PX-708A」以降からとなります。このあと、2004年から価格競争が始まったことになります。

 私が買ったとき(1年程度前)は、DVD-R書き込み2倍速というスペックのドライブでさえ、一番安くても1万7800円でしたが、倍の4倍速のドライブがすでにその半分の値段で手に入るようになってきているというのは驚きです。

 以前はCD-Rドライブも高速化・安価化競争が繰り広げられていましたが、最近では高速化も廉価化も落ち着いたようですね。もう競争としてなりたたなくなってきたため、撤退した会社も多いと聞きます。DVD-Rドライブも同じような傾向を繰り返しそうです。

【2013/07/15追記】

 この記事を書いた当時はDVDドライブ自体が値下がりのさなかにありましたが、現在はブルーレイディスクのドライブが急速に安くなってきています。

 DVDからブルーレイディスクになりましたが、意外なことにDVDもまだかなりの割合で使用されています。確かに大画面テレビでDVDを見ると画質の荒さが気になることもありますが、まず実用的には十分な画質とも言えるかもしれません。

 一方でブルーレイディスクの次にあたる媒体の技術はまだ一般向けには製品化されていないように思えます。テレビなどについては、4Kテレビが話題になっていますが、もしも本当に4Kの時代が来るのだとすると、媒体はどんなものが流行るのかが気になるところです。

【2015/05/16追記】

ブルーレイディスクドライブも値崩れ

 記録型のブルーレイディスクドライブは現在は最安値で6000円台で売られていました。

 ずいぶん、安くなったものだと思います。これらの部品が安くなったおかげで、ブルーレイディスクレコーダーも値段がとても安くなり入手しやすくなりました。最近、BDZ-EW510というSONYのブルーレイディスクレコーダーを購入しましたが、以前のDVDレコーダーと同じ程度の値段になっていました。

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