片面2層記録のDVD+Rドライブが新発売(大容量記録が実現)

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reflection on some DVD+R disc

 Benqという会社から、ファームウエアアップデートによって2層DVD+Rへの記録が可能になるATAPI接続型のドライブが発売になったそうです。実売価格は13090円でそれほど高いわけではありません。

 いままで、市販品のDVDと同じように見えても、1層しか記録ができないため、市販DVDよりもビットレートを落として記録をしたり複数のDVDディスクに分けて記録をしたりしてきましたが、これが普及すれば、とても便利になると思います。

 でも、あとからファームウエアアップデートで対応となると、まだ、どれくらい、うまく焼けるかは未知数なので、ちょっと買うのはためらってしまいます。ファームウエアアップデートが行われる頃には、もっと商品の選択肢も増えるものと思われますので、今のところは「待ち」が正解のような気がします。

【2013/07/19追記】

 すでに2013年現在ではブルーレイディスク用のドライブが随分安くなりましたので、大容量データの保存にDVD+Rの片面二層ディスクに依存する必要もなくなってきました。ただ、4Kテレビなどの開発も加速される中、すでにブルーレイディスクの容量をもってしても厳しい状況になってきています。次の規格の媒体がどのようになるか気になります。

【2019/01/14追記】

この記事を書いた当時はDVDの記録メディアを頻繁に使っていましたが、最近ではほとんど使わなくなってしまいました。

理由の一つとしてセキュリティ強化策の一環として、情報の漏洩ができないように、外部記憶媒体への書き出しや外部記憶媒体からの読み込みができないようにする場合がビジネスの現場では増えたことが一因です。

そして、家庭でも一般的に利用するBDレコーダーに1TB以上のハードディスクが搭載されていることが普通になり、ハードディスクが一杯になって困ってしまうようなことが減りました。

すでに4Kや8Kの放送も始まりましたので、これらの映像をそのままの画質で録画しようとすると、膨大な記憶容量が必要になり、ハードディスクが足らなくなる心配もありますが、こうなってしまったら、もはや、DVDやブルーレイディスクでも容量が足らなくなってしまうでしょう。

ハードディスクの容量は右肩上がりに増えていますが、ブルーレィディスクに続くつぎのメディアは今ひとつ不透明です。基礎研究の分野では様々な技術が開発されていますが、その中で一般用に商品化される技術として何が採用されるのか気になるところです。

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