インターネット環境の普及に伴いNTT東西がIP電話の提供を検討

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公衆電話

NTT東日本および西日本は、現在は直接のIP電話サービスの提供を行っていませんが、さすがに交換機式の電話だけに頼った収入構造ではこの先苦しくなることから、IP電話を直接提供することを検討し始めたそうです。

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110番などの緊急通報も可能

従来のIP電話とは異なり、110番通報も出来るようです。既に、ブロードバンドに加入している人の多くがIP電話を合わせて導入している場合が多いので、果たして、この先、どのくらい普及するのかが気になるところですが、よほど、おもしろいサービスが一緒に提供されないと、大幅なシェアの挽回は苦しいのではないかと思います。

電話番号は従来固定電話と同じ体系

普通のIP電話は「050」で始まりますが、NTTが検討しているのは普通の固定電話と同じ番号の形式になる「0AB-J」という方式で検討をしているそうです。

NTT東西、110番通報できる「0AB〓J」形式のIP電話サービスを検討

【2013/7/18追記】

ひかり電話としてサービス開始

その後、NTTからは「ひかり電話」としてサービスが開始されました。それまで使っていた電話番号をそのまま移行することが特徴です。固定電話からひかり電話に変更するとNTTの加入権は不要になります。

NTT東日本 | ひかり電話(光IP電話・050電話) | サービス・料金一覧 | フレッツ光

基本料金が525円からとなっていて安いので、フレッツ光を使っている家庭では導入しているところも多いと思います。

【2023年5月1日追記】

従来のメタル回線は廃止へ

設備が老朽化してきている従来のメタル回線による電話サービスは終了させて、光ファイバー回線を使ったサービスへ一本化に向けて舵がきられています。

従来のメタル回線はレガシーな交換機などの設備を必要とする一方、インターネットの仕組みの上に構築すれば汎用的なネットワーク機器を利用できる部分も多く、これからの時代の流れとして、メタル回線廃止は自然な流れなのだと思います。

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