昔は半永久的に使用可能と言われていたCDやDVDですが、意外とその寿命は短いことが判ってきたようです。実は昔のLPレコードのほうが傷さえ付けないように大事に扱えば長寿命なのかもしれません。
実はCDやDVDよりも前に、意外と寿命が短いと言われていたメディアがあります。レーザーディスク(LD)です。CDのような感じで直径を30cmにした絵の出るレコードです。こちらも針の接触による摩耗が無いため、売り出し当初は半永久的に使用可能ということを売りにしていましたが、数年たったら、再生画面にノイズが出るLDが一部出てきました。
プレス時の品質に左右されるようで、ノイズが出やすくなるLDとそうではないLDがあるようです。私が学生時代に買った小泉今日子のLDは、もう雪が降っているような感じになってしまっているものもあります。LDは盤面が大きくて製造上の品質管理が難しかったのと、映像部分がアナログで記録されているので、CDやDVDなどと比べても更に劣化の影響を受けやすかったのだと思います。
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