松任谷由実さんの映像作品「コンパートメント」が欧州風雰囲気で秀悦

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松任谷由実さんの映像作品「コンパートメント」はちょっと古めの作品です。発売年を探してみたら、なんと1984年だったようです。

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VHD版のコンパートメント

もう20年も前です。私は当時、日本ピクターがビデオディスク市場の制覇のために頑張って販売していたVHDという装置を持っていたので、この規格に対応したソフトを購入しました。

その後、VHDはパイオニアのレーザーディスクに負けてしまい、今は規格すら無くなってしまいました。ソフトは今でも残っていますが再生することはできません。

松任谷由実さんといえば以前より東芝EMIに所属していますが、この東芝がVHD陣営だったがために、VHDのディスクを発売していたのだと思います。


当時のVHD版はDVD版と比較するとパッケージデザインもまったく違うデザインで驚かされます。こちらがVHD版のジャケットデザインです。

松任谷由実 コンパートメント

DVD版のコンパートメント

DVD版はまっすぐと続く線路の上で人が何人か横たわっているというデザインですが、昔のデザインの方が映像の内容にはよくマッチしていたような気がします。なぜDVDで再販するときにデザインを変えたのでしょうか?

こちらDVD版です。

松任谷由実 コンパートメント

コンパートメントの内容

内容のほうは、ライブを収録した作品というわけではなく、歌にあわせて物語が進行していくという感じの構成です。この時代はプロモーションビデオは一般的では無かったと思うのですが、一曲一曲はまさにプロモーションビデオです。

曲ごとに独立しているので全体としてのまとまりという意味では「?」の部分もありますが、一曲一曲はとてもよくできていると思います。

ロンドンやベニスで2ヶ月にもわたってロケーションをしていて、欧州の落ち着いた雰囲気がよく出ています。

この中に収録されている曲としては、DANGDANGやDESTINYが好きです。

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