スタジオジブリのシリーズで「平成狸合戦ぽんぽこ」という少し異色の映画があります。
ストーリー
開発が進む前の多摩ニュータウンに住み着いていた狸たちが、多摩ニュータウンの開発を通して里山がなくなっていく中で、どうやって生きていくかということを描いた作品です。
タヌキは人間を脅かして工事が進まないようにするなどいろいろな策を打ち出しますが、決定打となるような策はなく、里山は次々に破壊されていき、のっぺら丘になっていきます。
だいたいジブリの映画というと、主人公の女の子が出てきて、その子を中心にストーリーが進むというパターンが多いと思うのですが、この映画の主人公はあくまでも狸たち。おもしろい描写もあって、テンポが軽快で、飽きずに見られる映画だと思います。
【2013/07/20追記】
稲城の尾根幹線道路
最近、クルマで稲城周辺を通ることがありました。稲城の尾根の上を「尾根幹線道路」という道が貫いているのですが、この道を通ってみると、かなり開発が進んでいるものの、昔の里山の雰囲気を残しているところが随所にありました。平成狸合戦ぽんぽこで描かれた情景を思い出してしまいました。
南多摩尾根幹線道路の拡幅事業開始
稲城市東長沼から聖ヶ丘5丁目まで4キロメートルの区間で拡幅事業が開始されたので情報を追加しました。 【2009年時点】 多摩市にあるアクアブルー多摩というプールに行ったのですが、そのとき、南多摩尾根幹線道路という不思議な道を通りました。そう...
【2022/09/12追記】
お寺のモデル地を訪問
狸たちが集まって作戦会議などをしていたお寺のお堂のモデルになった場所を見に行きました。こちらの記事で紹介しています。
平成狸合戦ぽんぽこの舞台になった龍生寺阿弥陀堂を訪問
平成狸合戦ぽんぽこで狸たちが作戦会議などで利用していたお堂が京王堀之内の近くにあるというので、近くに行った際に寄ってみました。近いとは言っても駅から歩くと20分くらいかかるようです。今回はクルマで行きました。 そこは「龍生寺阿弥陀堂」という...
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