VAIO UはSONYのノートパソコンの中でもっともコンパクトなパソコンのシリーズです。今までは、キーボードが付いたごく普通のコンパクトタイプパソコンを発売していたのですが、それほどは売れているようではありませんでした。
車で移動する文化の欧米では多少大きくても使いやすいノートパソコンが好まれる一方、日本では根強いコンパクトパソコンへのニーズがありますが、今まで商業的に製品はそんなに無いと思われます。
以前,IBMがウルトラマンPCの愛称で売り出したPC110というコンパクトパソコンがありました。このパソコンは小型ハードディスクを付属させたモデルの他に、ハードディスクレスのラインナップもあり、特徴的な製品群でしたが、唯一、キーボードが使いにくいのが当時は問題視されていたのを覚えています。
そこで、このパソコンではキーボードが無くても使えるように工夫されているのが最大の特徴です。外へ持ち歩くときは、物理的なキーボードレスで文字を入力し、自宅へ帰ったとき等はポートリプリケータに接続してキーボードを付けて使うという思想のように見えます。
キーボードレスで使ったときの操作性がどの程度高いかが、このパソコンの評価につながるところのようにも思えるので、店頭などで、是非さわってみたいです。
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