今までのDVD-Rなどは片面に1層の記録面を持っていて、記録できる容量は4.2GB止まりでした。しかし、市販のDVDビデオは片面に2層の記録面を持っているため、さらに大容量を実現していました。
やっと最近になって、DVD+Rのほうに片面2層に対応した書き込み型DVDドライブが発売されるようになり、市販のDVDビデオと同様の片面8.5GBを実現できるようになってきました。
片面に2層記録できるDVD+Rメディアがまだ発売されていなかったのですが、すでにamazonでは商品が展示されていました。1枚1238円です。
少々高いですが、まだ出始めであることと、ディスク1枚に8.5GBものデータを収録できることをあわせて考えると興味深い商品です。
【2017年5月5日追記】
この記事を公開してから13年が経過しました。当時はハードディスクの容量も小さかったので、頻繁にDVDに書き出す必要がありましたが、現在ではハードディスクの容量が大きくなって、あえてDVDにバックアップを取らなければいけない事態に陥ることが少なくなりました。
しかも媒体としてはブルーレイディスクが一般的になりましたので、なおのこと、DVDに記録する機会が減ったと思います。
この当時はパソコンにキャプチャーボードを付けてハードディスクに記録していましたが、現在では市販されているハードディスクレコーダーで機能的に十分です。しかも、当時高価だったビデオキャプチャーボードの価格で、ハードディスクレコーダーが買えてしまいます。本当に良い時代になりました。
たった13年間でこれだけ社会が変わってしまうのですから、技術の進化のスピードは指数関数的なスピードになっているような感じがします。
あと13年が経過したらどんな世の中になっているのでしょう。
コメント
たしかに興味深いですけどブルーレイが控えているのであまり需要は無いかもしれませんね。DVDビデオとしては互換性に少々難があるようでし。。安くなればDVD-RAMの代わりにデータ用で売れるかな・・・。私はRAM使ってるのでRAMが8.5GBにならないかなーと思ってます。
ブルーレイのまで視野に入れると確かに魅力は少ないですね。でも、ブルーレイ対応の書き込み型DVDドライブや、DVDプレーヤーはいつ頃になれば手に入れやすい価格まで落ちてくるかが問題かと思います。早く安くなってくれると良いのですが・・。