土日は新聞の折り込み広告に建売住宅やマンションの広告がたくさん入ってきます。
そんなマンションの広告を見ていて、いくつかの広告の中に「変だな?」と思える記述があります。○○市に配布するチラシの場合には、「○○市民優先」という記述がしてあるのです。
でもそのマンションは、かなり前から売っているにもかかわらず、まだ売れていないようで、「優先」という記述に何の真実味もありません。チラシの中には「優先」とは何がどう優先なのか、いっさい記載がありません。
たんに、「おとり」の宣伝文句であるような気がしてなりません。以前にも、地図イメージをあえて本当とは違うように書いて、公園に近いように見せかけたり、悪質な広告が増えているようです。
ちょっと駅から離れたファミリータイプのマンションは供給が段々過剰になってきて、売れ残りを嫌うあまりにチラシの内容も加熱してきているのだと思います。やはり、自分の足で現地をよく確認したり、チラシの内容が具体的にどういうことなのか、じっくりと納得がいくまで確認したりしないと危ないような気がしてきます。
【2014/03/23追記】
4月から消費税が引き上げられるため、昨年から今年にかけてはマンション取引も活況だったようです。反対に消費税が上がってからしばらくの間は需要減が続いてしまうのかもしれません。景気の行方が気になるところです。
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