三鷹人道跨線橋と手を振り返してくれる中央線の運転手さん

当サイトの記事には広告が含まれます
三鷹駅

妻が医者に行っている間、今日は3歳の子供を連れて三鷹駅の西側にある跨線橋に行きました。この跨線橋は歴史のあるところで、古くは太宰治もよく訪れたところのようです。私も子供の頃にはよくこの跨線橋まで来ました。

当時は近くに模型のトリオ商会というところがあり、この跨線橋の上から電車を見たあとにトリオ商会で鉄道模型を見るというのが日課だったことを覚えています。トリオ商会に関しては、こちらにまとめておきました。

スポンサーリンク

今でもこ線橋(三鷹こ線人道橋)にはたくさんの人が

DSC00315.JPG

今日もこの跨線橋には先客の家族連れがすでに来ていました。やっぱり同じくらいの年の男の子が電車を興味深く見ていました。

——————————–

【2015/05/16追記】

2015年に現地を再訪しました。この記事を書いてからすでに10年以上が経過するのに、跨線橋は当時とそのままの姿で残っていました。10年経っても以前と同じように子ども連れの家族が行き交う電車を見ています。

三鷹跨線橋
2015年に撮影した写真です。

跨線橋の上にある大時計は綺麗に掃除されていますが、時間はずれているようです。

2015年に撮影した写真です。
2015年に撮影した写真です。

追記おわり

———————————

この跨線橋で一番の楽しみは、子供が電車の運転手さんに向かって「バイバイ」と手を振っていると、運転手さんが手を振りかえしてくれたり、「ファーン」と弱く警笛を鳴らしてくれることがあります(本当にときどきですが・・・)。 下の写真の運転手さんは手を振ってくれた上に警笛も軽く鳴らしてくれました。写真は見にくいと思うのですが、白い手袋の位置から手を振ってれくていることが判ると思います。

DSC00323.JPG
三鷹跨線橋から武蔵境方面を撮影
2015年に撮影した写真です。

子供は大喜びでした。将来は電車の運転手さんになりたいと、もうすぐ言い始めるのではないかと思います・・・。

(2006/04/22追記)

中央線の高架化に伴う三鷹こ線人道橋の撤去はない

中央線では三鷹から西の区間で高架化のための工事が実施されています。この工事に伴って、この跨線橋が取り壊されてしまうのではないかという噂がありました。この跨線橋は作家の太宰治も好んでよく来たという歴史のある建造物ですし、自分も幼い頃に、模型のトリオ商会とセットでよく来た場所なので、取り壊されるとなると非常に残念です。

そんな噂をかき消す朗報を見つけました。(ヤフーブログのサービス廃止に伴いリンクを削除しました)

★http://blogs.yahoo.co.jp/momchybot2005/33397326.html

今回の高架化の工事に伴い跨線橋を取り壊したり改修したりする予定は一切無いそうです。

(2007/03/11追記)

三鷹こ線人道橋周辺を散策

今日は少々、風が強かったのですが、午後から天気も良くなってきたので、三鷹駅近辺を散歩しました。今日の散歩コースに選んだのがこの跨線橋です。

F1000084.JPG

 三鷹電車区にはカラフルな特急型電車が止まっています。中途半端な場所に止まっていますが、これかから出発でしょうか。

F1000086.JPG

 私の子どもの頃から何も変わることなく、ずっとこの場所にあります。跨線橋の上に行くと、すでに家族が3組来ていました。みんな電車を見に来ているようです。そして、中央線の電車が近づいて来ると、みんなして、運転手さんに向かって手を振っています。

かなりの確率で運転手さんは手を振りかえしてくれています。運転席に運転手さん以外にほかの乗務員さんが乗っていると、大きく手を振り返してくれたりします。子どもはまたまた大喜びをしていました。

三鷹駅の上では大きなクレーンがそびえ立っています。駅ビルの建築工事をしているのでしょうか。そして、この跨線橋よりも西側の方では、中央線の高架化工事が行われていました。もうほとんどできあがっているようにも見えます。高架化工事はこの跨線橋には確かに影響は無いようです。かなり老朽化してきているようにも見えますが、まだまだ、この跨線橋はずっと長い間、残っていくのでしょう、嬉しい限りです。

F1000085.JPG

【2024年1月30日追記】

三鷹こ線人道橋が撤去されます

三鷹こ線人道橋はJR東日本が毎年の維持管理費や耐震補強をするための工事費捻出が難しいことから、三鷹市に無償譲渡することを提案していました。しかし、三鷹市でも予算繰りが厳しいことから無償譲渡は受け入れずに、結果として撤去されることが決定しました。

2023年12月には渡り納め会が三鷹市により開催されたので、事前申し込みのうえ、行ってきました。こちらで紹介しています。

コメント

  1. もんちぼ より:

    引用+トラバ、ありがとうございました。私のネット上の知人CatalystさんがJRに電話して調べてくれたので、間違いないと思いますよ。工事が進んでおり、三鷹から武蔵境の中央線に乗ると、すでに電車がどういうふうに高架に上っていくのかが大体分かるようになっています。意識して窓の外を見ると面白いと思います。

  2. 臨機応変? より:

    「太宰治」文学サロンへ行った

     三鷹駅の近くに最近(2008年3月1日オープン)出来た「太宰治文学サロン」というところに行ってみました。太宰治の没後60周年にあたるため三鷹市の記念事業…

  3. webmaster より:

    中央線の三鷹以西で下り線が高架になりました。今まで開かずの踏切だった場所も、比較的早く遮断機が上がるようになって、中央線の東西の行き来は非常にスムーズになったと思います。高架になった場所はここで紹介した跨線橋よりも西の部分からなので、コメントを戴いたように跨線橋はそのままの形で残っています。この跨線橋はかなり老朽化してきていますが、歴史的に見ても価値の高いものだと思いますので、ぜひ長期にわたって残していって欲しいと思っています。