狭小住宅というのを最近よく耳にします。特に9坪の家「9坪ハウス」が話題になっています。
建築家の伊礼智さん設計の「9坪の家」 | 100 Life | AIBA 100 Story
建築家の伊礼智さんが設計した「9坪の家」。この家は建築面積9坪、延床面積18坪の家。小さな家には、快適に暮らすための知恵がいっぱい詰まっています。濃密な空間を持つ小さな家は実に魅力的です。住まい手のIさんの言葉でご紹介いただきました。
しかし、この建物は仕方が無くて小さな土地に建てる建物というよりは、小さい建物にどこまで開放感や機能性を追求できるかに挑戦した建物のような感じがします。
9坪ということは30平米強でしょうか。こんなに狭いような感じはしません。値段も1000万円以上はするようです。
【2012/10/08追記】
最近も狭小住宅がよくテレビで紹介されるようになりました。「完成ドリームハウス」、「劇的ビフォーアフター」などでは、新居の建設の様子、そしてリフォームの様子などが紹介されます。非常に狭い土地の上で、そこに住む人の夢をいかに実現するかというのは、職人の技が光る部分になるので、ドラマになりやすいのでしょう。
テレビ番組を見ていて気がつくのは、ステップフロアーという手法を取り入れる場合が多いことです。ちょうど、東急ハンズ渋谷店の構造と言えば良いでしょうか。小さな土地を有効に使いたいときには、有力な手法の一つのようです。
都心の地価もバブル期に比べれば随分安くなりましたが、それでもまだまだ庶民に手が届かないような場所もたくさんあります。このとき、土地の面積は少なくても建物でカバーすることをのぞむ人はこれからも増えるのではないかと思います。
コメント