DVDドライブがCPUに負荷をかけないDMA(Direct Memory Access)モードにならない!

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 先日購入した、IODATA社のDBR-ABN8Wという最新のDVD-Rドライブを使ってみることにしました。DVD書き込みソフトであるBHA社のB`S RECORDER BASICを使って、書き込みのテストを行いました。

 しかし、かなり遅いのです。4倍速メディアを使っているのに、連続的にデータが転送されていないためか、ランプがついたり消えたりしています。しかも、CPU負荷がかなり高い。これは間違えなく、DMA転送になっちなくて、PIOモードになっているなと感づきました。

 デバイスマネージャーを見たところ、PIOモードになっていました。設定そのものが、「PIOモードのみ」になっていたので、これを「DMA(利用可能な場合)」にして再起動です。再起動が完了したあとに、またデバイスマネージャーを確認したところ、残念ながらPIOモードになってしまっていました。

 マザーボードはAOPEN社のAX4SG-ULという機種を使っています。 今度は、このマザーボードのBIOSを最新にしてみました。ちょうど、平成16年の6月に公開された最新BIOSがあったので、これをインストールしました。

 WINDOWS上からBIOSの更新ができるようになっているのでとても更新が楽です。昔であれば、MS-DOSのシステムが入ったFDを準備して、そこにフラッシュプログラムとBIOSを入れて、MS-DOS上でBIOS更新するという面倒くさい手続きを踏んでいたのが嘘のようです。

 BIOS更新が無事に終わって、念のため再起動時にBIOS設定を行いました。LOAD SETUP DEFAULTをしてから、必要な箇所の設定を行います。そして設定をSAVEしてBIOS設定からEXITするとまた、システムは再起動します。また、システムが立ち上がりきったあとに、デバイスマネージャーで設定を確認しましたが、残念ながらPIOモードになってしまっていました。

 次はINTELのページへいって、チップセットのINFファイルを入手しました。AOPENのAX4SG-ULは865Gというチップセットを使っているので、これようのINFファイルを手に入れ、インストールを行いました。そして、またシステムを再起動しましたが、残念ながらPIOモードのままになっています。

 次はデバイスマネージャー上でドライバを別のものに選択して試行錯誤で組み合わせをいろいろ試してみました。すると、次のページで紹介する組み合わせでやっとDMAモードで認識をしてくれました。

 WINDOWSになって、かなり新しい機械の認識などは楽になりましたが、まだまだ、難しいところが残っていますね。

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