NTT東日本と西日本はフレッツシリーズに対応したIPテレビ電話機「フレッツフォンVP1000」を9月1日に発売すると発表しました。価格は6万円以上とまだまだ高いですが、ISDNのときのテレビ電話のように、パラパラ紙芝居のようなテレビ電話ではなく、しっかりとした動画で通話が楽しめるそうです。
この電話機を使用するためにはフレッツADSLまたは光ファイバーサービスのBフレッツに加入していることが条件になるそうです。現状では基本的にはパソコンを持っていないとテレビ電話は楽しめなかったので、このような手軽に使える機械が発売されたのはとても有意義なことだと思います。
問題は価格ですね。たとえば家のテレビに取り付ければ良いようなアダプタ形式のテレビ電話機であれば価格が抑えられるのではないでしょうか。
また、テレビに取り付けるようなアダプタ式であれば、ブロードバンドに対応した映像配信サービスにも対応することができます。こちらの動画配信サービスへの加入を行うことに条件に、戦略的な価格でテレビ電話もできるアダプタ装置を安く販売すれば、かなり普及するのではないかと思います。ぜひ、Yahoo!に先を越されないうちに良いサービスをNTT陣営から提供して欲しいと思います。
【2013/10/14追記】
当時はパソコン不要のテレビ電話は画期的な商品だと思っていましたが、今やスマホで簡単にテレビ電話ができる時代になってしまいました。しかもパケット定額に入っていれば特別な通信料を取られることもなく、非常にリーズナブルです。まさか、モバイル回線でここまで高速な通信ができるようになるとは思っても見ませんでした。驚くばかりです。
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