今日の日経朝刊のトップニュースは、住宅ローンが短期の固定金利タイプのものから長期の固定金利タイプのものへ人気が移ってきたということが報じられていました。
長期金利の先高観を背景に、長期間金利が固定される住宅ローンの人気が高まってきた。
昨年の7月以来、長期金利は上昇傾向だったので、想像通りの反応だと思います。
まだ、キャンペーン金利と称して、0.98%などの短期間だけ固定の金利の住宅ローン商品が大々的に宣伝されていますが、固定金利の期間があけたあとに適用される金利が大幅に上がってしまいそうな勢いなので、まずは安心を手に入れるために長期間金利固定タイプの商品に人気が出てきたのでしょう。
10年で完済できる見通しがあるのであれば、10年固定タイプ、もっと長期間にわたって返済をする必要があれば、公庫と提携して、各金融機関が扱っている長期固定金利型の商品なども視野に入れて商品を選択すると良いでしょう。
【2013/10/14追記】
この記事を書いてから9年が経過しますが、景気はなかなか上向かず、いまだに低金利の状態が続いています。昨年から自民党政権に復活して、アベノミクス効果として少し株価などが持ち直しました。これから先、経済動向がどのように推移するのか、とても気になるところです。
一方で2014年には消費税の値上げが予定されています。もし消費税の値上げとなれば、家のような高額な買い物には、大きな消費税が課せられることになります。こちらもどのようにするのか、気になるところです。
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