以前は一世を風靡していたブラウザのNETSCAPEが新バージョンを発表

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netscape

一時期はNETSCAPEのシェアはとても高かったのですが、マイクロソフトがインターネットエクスプローラをOSと一緒にばらまいたために、NETSCAPEのシェアは2004年現在ではとても小さくなってしまいました。私のサイトの場合は、IEで見に来ている人が72%なのに対し、NETSCAPEで来ている人は1.8%しかいません。

ちなみにOPERAが第二位でこちらは2%です。完全にインターネットエクスプローラーの圧勝です。マイクロソフトはシェアを確保した現在、インターネットエクスプローラの最新バージョンが次にどんな形で現れるのか、なかなか明らかにしてくれません。

IE6.0になってからもう1年以上メジャーバージョンアップしていないのではないでしょうか。結局、1社がブラウザの市場を独占してしまって、その他の会社が急速に開発力を失ってしまい、それに1社があぐらをかいてしまっているのは、結局はユーザのためにならないということを証明しているようにも見えます。

私自身、最初にインターネットエクスプローラが無償で配られたときには、とても喜んでいて、なんで米国商務省はマイクロソフトを目の敵にしているのかな?と思っていたのですが、今になって自分が浅はかだったことを思い知らされたような気がします。

そんな中でNetscapeを販売している米アメリカオンラインはネットスケープ7.2をリリースしました。前バージョンから1年ぶりのバージョンアップになります。無料でダウンロードができるほか、CD-ROMとガイドブックのセットで14.95ドルでの販売もします。

【2021年8月5日追記】

残念ながらNetscapeシリーズは2008年2月をもってサポートを終了しました。このエントリーを公開したのは2004年でしたがその4年後にサポート終了になったことになります。

 

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