NTT東日本、公衆無線LANサービスを今秋開始と発表

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WIFI

 NTT東日本のフレッツを利用しているユーザー向けに無線LANサービスをこの秋から開始することが発表されたそうです。

 でも、フレッツシリーズの利用料金とは別に定額制の使用料金を徴収するようなので、値段による部分もありますが、あまり魅力的なサービスには見えません。

 Yahoo-BBなどの追い上げでフレッツシリーズのユーザー数は伸び悩んでいるようですので、このさい、格安料金で提供してくれることを期待しています。

 あと、無線LANサービスはなかなかアクセスポイントの数が充実してこない苛立ちもあります。今回は東京23区と横浜のホテルや喫茶店などに設置するようですが、もっと大胆に、全部の公衆電話ボックスに設置するとかしてくれると、とても利便性が上がると思うのですがいかがでしょうか。

東日本電信電話(株)は27日、フレッツ・アクセスサービス(Bフレッツ/フレッツ・ADSL/フレッツ・ISDN)の契約者向けの公衆無線LANサービスを今秋から提供する予定と発表した。サービス開始に向け、アクセスポイントの設置を順次進める。料金は定額制を想定しており、具体的な提供条件や日程については確定次第、発表するとしている。

【2013/08/06追記】

 この記事を書いてから9年が経過しました。Wi-Fiも色々なところで利用することができるようになってきています。NTTのほか、au、ソフトバンクなどがこぞってアクセスポイントを設置しています。

 携帯電話会社がWi-Fiのアクセスポイントを設置しているのは、もちろん携帯電話利用者に快適な環境を提供することが目的の一つですが、それ以上に、携帯電話回線が混雑してきているので、出来るだけWi-Fiにパケットを逃がしたいという背景があります。

 すでに、3G回線からLTE回線に世代が変わってきていますが、こちらもテザリングの利用などでパケット量が増えています。携帯電話回線は増設すればトラフィック量が増えるといういたちごっこのような状況になっていますが、そのうち供給が上回って安定する時代が来るのでしょうか。気になるところです。

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