DVDレンタル店とデジタルニューマスター版の映画「ローマの休日」

ローマ

 いつもはあまり使っていないDVDレンタル店に行ってみると、「ローマの休日」のDVDが置いてありました。人気があるのか、今までずっと借りることができなかったDVDです。

 テレビなどでも前から何回も見ている映画ですが、マスタリングを再度やりなおしたDVDも見てみたいと思って借りてみました。

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リマスタイングの効果

 ローマの休日という映画自体、本当に何度みても良い映画ですね。オードリヘップバーンの魅力が本当によく表現されている映画だと思います。また、ニューマスタリングということもあってか、古い映画にもかかわらず画質がとても良いことに驚かされます。アップコンバートをして高精細化したような感じではなく、元々の映像がフィルムなので本来の秘められた解像度は高くて、これが現在の技術で蘇ったということになるのでしょう。

 白黒であることがかえって新鮮であるようにも見えます。音声は本当だったら5.1chサラウンドにして、街頭のざわめきなどが360度から聞こえてくるようになれば申し分ないのですが、さすがに高望みでしょうか。

 こういう名画がデジタル化されて、きれいな状態であとの世代へ引き継がれていくというのは素晴らしいことだと思いました。

【2013/08/06追記】

ローマの休日と著作権

 ローマの休日を含む古い映画作品が収録されたDVDが格安価格で販売されているところを見かけることが多くなってきました。著作権の保護期間が切れると著作権者の承諾を得ず使用料を支払わずに複製および販売が出来るためです。

 ローマの休日などの1953年にアメリカで公開された作品については本当に著作権が切れているのかどうかが問題となって、裁判にまで発展しました。2006年5月に著作権者のパラマウント・ピクチャーズが格安DVDを製造する会社に対して差し止めを求める仮処分の申し立てを実施しました。しかし、東京地裁は2003年末に著作権の保護期間は満了したとしてパラマウントの申立を却下しました。

 本件は1953年問題と呼ばれていて、平成16年(2004年)1月1日施行の著作権法により、映画の著作物の著作権は公表後70年を経過したときに、著作権が切れることになったため(従前は50年)、その端境期にあたる1953年の作品の著作権保護期間は50年間なのか、70年間なのかということが争点になっていました。

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