PSXはソニーが2003年12月13日に発売したハードディスク搭載DVDレコーダー兼プレイステーション2というハイブリッドレコーダー(テレビの録画ができるプレステ)です。最初に発売されたのは下記の2つの商品でした。
- DESR-7000(希望小売価格99,800円) 250GB HDD搭載
- DESR-5000(希望小売価格79,800円) 160GB HDD搭載
この希望小売価格は地上アナログチューナーのみを搭載したDVDレコーダーと同水準の価格でした。私自身もDESR-5000を購入し自宅で使っています。
メニュー体系として「クロスメディアバー」を搭載した最初の商品でもあります。発売前は相当の需要があって人気が出るのではないかという予測もありましたが、発売後は思ったほどの元気がありません。
そんなPSXで明日(2004年8月3日)から第三弾のアップグレードがインターネットを通じて始まります。また、最近発売された後継機種に対しても同じ日からアップグレードが行われるようです。
この後継機種に対するアップデートというのと、初代機に対するアップデートというのは内容は同じなのか違うものなのかが実のところよくわかりません。
初代機と後継機ではハードウエア的には全く同じものを採用しているようでしたので、わざわざファームウエアをわけて製造するのも大変なような気がします。
ということは、初代機に対しても、この後継機に対するアップデートと同じアップデートが適用されるのではないかな?と私は思っています。初代機に対するアップデートと後継機に対するアップデートがまったく同じ日程で始まるのもそれを示唆しているような気がします。
アップグレードの内容は以下のとおりです。
・PlayStation BBからホームメニューに戻る時間を短縮
・PlayStation BBの一部コンテンツ表示の改善を実施
・ホームメニュー画面での画面遷移をよりスムーズに改善
今後もPSXについて継続したアップデートを期待したいところですが、やはりもっと売れないと息の長いサポートは難しいかもしれません。
今後の売れ行きに注目していきたいと思います。
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