一太郎で有名なジャストシステムから55歳以上向けのパソコン活用ソフト、「ジャストホーム3 銘品工房」を発売だそうです。ジャストシステムの製品は最近でこそマイクロソフトのオフィスを意識した製品群になってしまっていますが、当初は日本人の感性にあった日本人のためのソフトウェアを目指していたかと思います。
そのころの一太郎は本当に使いやすく、マウスが無くても両手でキーボードを操るだけで大抵の作業ができてしまい定型的な文書であれば向かうところ敵無しのソフトウェアだったと思います。今でも、ファイル保存はESC→T→Sなどという、一連のキーボード操作を手が覚えてしまっています。
その後、マイクロソフトのオフィス製品が乱入してきて、ジャストシステムとしてもその存在を無視できない状況になり、今の状況になってきてしまっています。
それでもやっぱり、MS-IMEよりはATOKのほうが賢いと思いますし、また使いやすいとも思います。
今回、シニア向けに発売したソフトウェアはどちらかというと既存製品の組み合わせという感じのようですが、できれば、日本人にとってのソフトウェアはどうあるべきか、シニア向けのソフトウェアとしてはどうあるべきかを根本から見つめなおしたようなソフトウェアの作りこみが出来れば、人気が出るのではないかと思います。
ジャストシステム、55歳からのPC活用ソフト「ジャストホーム3 銘品工房」 – CNET Japan
ジャストシステム(浮川和宣社長)は、シニアがパソコンやソフトウェアを楽しく利用できる使い方を提案する、55歳からのパソコン活用ソフト「ジャストホーム3 銘品工房」を10月15日に発売する。価格は1万500円。
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