ディスカウント店のキムラヤが民事再生法適用を申請

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 ディスカウントショップのキムラヤが民事再生法の適用を申請したそうです。負債総額は300億円。公式サイトのほうは何も表示されません。また、楽天市場のキムラヤのサイトも「改装中」という表示になっています。

 「キムラヤ」ではオーディオ、パソコン、ファッション、アパレル、スポーツ用品、輸入ブランド品、医薬品、化粧品、健康食品、飲料水などを取り扱っていました。本店は新橋の駅前、支店は首都圏に出店していました。

 一時期は、かなり安いものも置いてあって、お店の中を見ていましたが、最近はとくに目玉商品があるわけでもなく、目新しさには欠けていたのは事実です。このまま民事再生法の適用を受けて復活するのでしょうか。

【2024年9月17日追記】

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民事再生の終結とヤマダ電機による買収

 その後、キムラヤは不動産ファンドのアセット・マネジャーズと民事再生のスポンサー契約締結して、2005年7月28日には、株式会社キムラヤセレクトが会社分割により旧キムラヤからキムラヤの営業を承継して民事再生手続が終結しました。

 その後、2007年9月にはヤマダ電機の子会社となりましたが、2008年に最後にファッションを取り扱っていた吉祥寺店が閉鎖、2014年に最後の家電店であった神保町店が閉鎖されたため、キムラヤの実店舗はドラッグストア業態に特化しています。さらに、2023年6には株式会社ヤマダデンキと吸収合併を行ったため法人格が消滅しました。

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