日本のソニーが映画の名門会社「MGM」を5500億円で買収

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SONYがアメリカの有名な映画会社MGM(Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.)を5500億円で買収したそうです。昨日の日経新聞朝刊あたりでは、保証金を積み増した等の記事が掲載されていましたが、とうとう買収までこぎ着けたのですね。

MGMと言えば、映画のタイトルページで、ライオンが「ガオー」と出てくるんで有名で、古くは「オズの魔法使い」、「風とともに去りぬ」、「雨に唄えば」等々の名作、近年では「ロッキー」シリーズ、「007」シリーズなどの名作がズラリと揃っています。1924年に3つの映画スタジオが合併しMGMが設立されました。

MGMが全盛期を迎えたのは1940年代くらいまでで、1950年代からは次第に衰退をはじめます。やはり、テレビが各家庭に普及したことに伴う影響は大きかったようです。

MGMで版権を持っている映画のメディアを武器に次世代DVD戦略を有利に進めようという考えがあるようです。

以前にも日本の会社がアメリカの映画会社を買ったことがありましたが、そのときは、「日本人は金にものをいわせてアメリカの文化を奪っていく」などとアメリカの人の感情を害したということがありましたが、今回はどのように受け止められるのでしょう。

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ソニーは13日、米老舗映画会社、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)を買収することで基本合意に達したと発表した。買収総額は20億ドルの負債継承分も含めて約50億ドル(約5500億円)。

【2021年2月5日追記】

ソニーが資本に入っていたのは2005年から2015年までの10年間です。この期間にはUA作品の続編やリメイクが中心だったようです。Wikipediaによれば、ロッキーザファイナル、ピンクパンサー、007カジノロワイヤル等が作られたことが紹介されていました。

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