自宅で公開しているWEBサーバーのOSを安定しているLinuxへ変更

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linux

 最近、自宅サーバーを新しい機種に変更するためにDellから安くミニタワー型パソコンを購入しました。このパソコンはWindows XPがプリインストールされていたので、そのままWINDOWS上にAPACHEなどを仕込んで自宅サーバーを構築し公開していました。
でも、なんか遅いんですよね。それまでは、SOTECのM250Vというセレロン500MHzのパソコンにLinuxを入れて自宅サーバーを公開していたのですが、今回のパソコンはそれよりも一桁性能が良いにもかかわらず、体感的には古いパソコンよりも遅くなってしまった印象です。

 しかも、WEBを見ているときにも、ときどきちょっと間が置いてからWEBページが表示されたり、挙動も不審のところが多々ありました。やはり、WINDOWS XPのようなOSを使ってしまうと、これ自体が重いOSで、パソコンのリソースをかなり使ってしまうことが、一つ大きな要因なのだと思います。

 さらに、MovableTypeでエントリーを再構築したりすると、INTERNAL SERVER ERRORが出るようになってしまいました。インターネットで情報を集めてみると非力なサーバーだとおこりやすいとのこと。

 でも新しく買ったパソコンはセレロンの2400、メモリーは512MHzというスペックなので、そんなに非力なマシンということは無いはずです。それでもこんなエラーが発生してしまうということは、やっぱり、WINDOWSの上にサーバーを構築するのはあまり良くないのではないかという結論に達して、Linuxに乗り換えてしまうことにしました。

 せっかく、プリインストールされているWNDOWS XPでしたが、迷わず上から手元にあったFedoraCore1をインストールしてしまいました。もちろん、中身はフォーマットをしなおして、もとの環境は影も形も無くなってしまいました。
FedoraCore1のCD-ROMをドライブにつっこんでパソコンを起動し、BIOS画面でCD-ROMからの起動を有効にしておけばどんどんインストールは進んでいきます。

 最終的には自動的にLinuxのディスクトップシステムまで起動されました。実はコマンドラインで運用しようと思っていたので、デスクトップ環境は必要なかったのですが、さほど、速度が遅くなる印象は無かったので、そのままデスクトップが立ち上がった環境でサーバーとして運用することにしました。

 WEBMINを真っ先にインストールして、APACHEやメールサーバーなどの環境を構築、そしてWEBページの情報を登録し、テストをしてみると、今度はサクサクとホームページが表示されるようになりました。やっぱり、サーバーOSの用途としては、Linuxに勝るものは無いのではないかという感じがとてもします。ウェブログの環境を今日は復旧していましたが、これもほとんど元通りになったので、これで一通りの運転はできるようになりました。この状況で運転を続けてみようと思います。

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