楽天広場をご存じでしょうか。楽天市場を運営している「楽天」が提供している無料のホームページサービスです。このサービスはブログという名前が一般化する前から提供されていたので、どちらかというと楽天の独自色が強いサービスでした。
例えば、日記については1日につき1個の記事しか投稿できないとか、記事ごとに付けられるコメント機能のほかに何故か掲示板のサービスがあるとか、その主宰者にメッセージを送る機能とかがあります。
その後、ブログが一般化していくのに従って、ブログの機能を徐々に取り込んでいく形になっています。
(平成19年10月現在ではトラックバックなどの機能が完備されたほか、一日に複数の記事を投稿できるようになったりして、通常のブログに遜色ない機能を兼ね備えるまでに至りました。唯一の難点はトラックバックスパムやコメントスパム、そして掲示板スパムの防御機能がまだ不十分な点でしょうか)
その楽天広場で楽天アフィリエイト以外のアフィリエイトを利用できなくするようにための制限を10月1日以降、順次、かけていくそうです。
今までも一部のアフィリエイトプログラムではガードがかかっていたのですが、トラフィックゲートなどは使うことができました。これから制限をかけると言っても、今まで貼ってきたバナーなどは一体、どうなってしまうのでしょうか。全部、無効になってしまうのだとしたら、メンテナンスにかかる労力は相当なものです。楽天も強くなってきたため、段々と排除の姿勢を強めているのでしょう。
確かに楽天アフィリエイトは各個別商品を簡単に紹介することができて使いやすいと思いますので、楽天市場で扱われているような商品であれば、あえて他のアフィリエイトサービスプロバイダーのサービスを使う必然性は少なくなってきたことも事実だと思います。ただし、今まで貼り付けてきたバナーなどについては経過措置として何らかの配慮が欲しかったところではあります。
楽天広場のお知らせ欄には「楽天広場からのお知らせメールで告知をいたしておりますとおり」と既成事実のごとく、文章が始まっていますが、そんな記載があるのは一切気がつきませんでした。今回の一件に関しては、ちょっと、やり方が強引な気がしますが、いかがなものかというのが第一の印象でした。
楽天でブログを開設している人は、無料でサービスを使わせてもらっているという立場でありますし、また規約でもサービスが変更されることに関しては承諾をしているという位置づけになっているはずなので、諦めざるを得ないのでしょう。
楽天広場:既に、楽天広場からのお知らせメールで告知をいたしておりますとおり、2004年9月30日より、楽天広場でのアフィリエイトサービスの利用は「楽天アフィリエイト」に限定させていただくことになりました。
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