もう既にWINDOWS XPのSP2は公開されていますが、意図的に選んでダウンロードしないと、自分のパソコンがアップデートできないようになっています。
これは、現時点では自動的にアップデートをしてしまうと、うまく動かなくなるソフトウェアがあったり、パソコンのパーツ類でうまく対応できていないものがあるためです。
私自身も自作パソコンでSP2にアップデートを行ってみたところ、見事にパソコンが立ち上がらなくなってしまった経験があります。
マイクロソフトとしてはまだ、ソフトウェアや周辺機器類の対応が遅れていることによる延長措置かとは思いますが、今後のセキュリティアップデート類はSP1向けのアップデートとSP2向けのアップデートとの2種類が行われるということでしょうか。
マイクロソフト、SP2の自動更新停止期間を来年4月までに – CNET Japan
Microsoftは、Windows XP Service Pack 2(SP2)の配布に関して、企業顧客が自動更新機能を一時的に停止できる期間を2倍に延長した。
【2014/03/23追記】
2014年4月8日でWindows XPのサポートはすべて終了します。OS自体のセキュリティパッチなども配信されなくなりますので、今後見つかる脆弱性については、その穴を塞ぐことが不可能になります。それらの脆弱性を狙った攻撃などをしかけられると、利用しているパソコンからの情報漏洩など、思いがけないようなトラブルを引き起こす原因になりかねません。
Windows XP自体は非常に堅牢で基本機能もしっかりとしていて使いやすいOSでしたが、危険な状況にさらされることになりますので、新しいバージョンのWindowsに載せ替える必要があります。旧型のパソコンの場合は新しいOSを乗せるとそもそも動かなかったり、動作が非常に重くなったりもします。この際、新しいパソコンを購入した方が良い可能性もあります。
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