NTT東日本で工事の申し込みをしていた光ファイバーの「Bフレッツ」が開通

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Bフレッツ

いままで、フレッツADSLモアのサービスを使っていました。でも、引越し前に比べると、随分と実効転送速度が落ちてしまいました。

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従来はADSL

フレッツADSLはベストエフォート型のサービスであり、速度が遅くても文句を言ってはいけないサービスなのですが、やはり何となく腹が立ちます。電話局はそんなに離れている場所にあるわけでもないのですが、結構、昔からある市街地なので、電話線が旧式だとか何らかの原因はあるのだと思います。

これはADSLには見切りをつけなくてはいけないのかなと思い申し込んだのが、NTT東日本のBフレッツサービスです。これは、今までの電話回線(メタル回線)とは別に光ファイバー回線を屋内まで引き込んできて、全て光ファイバ上でデジタル通信する形になります。

ADSLと比べると、光ファイバー上にデジタル信号が走っていく形になるので、まわりのノイズなどの影響を受けにくいという特徴があります。

光ファイバーの威力

自宅に引き込まれる回線は100Mbpsの帯域を持っています。しかし、この100Mbpsを常時独り占めできるわけではありません。基幹回線部分は複数人で共有する形になるので、やはりBフレッツもベストエフォート型のサービスにはなってしまいます。しかし、ADSLと比べれば電話局からの距離の制約などに束縛されなくなるので、もっと高速で安定した通信を楽しむことができるようになります。

Bフレッツが開通

そんな、光ファイバーですが、今日、Bフレッツニューファミリータイプが開通しました。電話線と同じ経路で室内に引き込むのかなと思っていたところ、クーラーのダクトを通じて室内に光ファイバが引き込まれていました。今まで、ADSLモデムを置いていた場所とは置き場所が変わってしまいます。また、@niftyのIPフォンサービスを使用していたのですが、こちらはADSLからBフレッツに変更すると、一回解約して、再度、申し込むという手続きが必要になるそうです。

050で始まる電話番号も、ID類もすべてが変わってしまいます。今は普通の電話からIP電話への接続ができないため、050の電話番号が変わっても痛くもかゆくも無いですが、今後、050で始まる電話番号が一般的に使われるようになってくると、この電話番号が変わってしまうというのは、とっても問題だと思います。回線速度は実測で30Mbpsで早いほうのようです。まだ私にはオーバースペックですが、これからのブロードバンドサービスの拡充に期待したいところです。

きちんと接続できることを確認できたので、今度はフレッツADSLのほうを解約しようと思います。

(2006.9.23追記)

順調に稼働中

その後、Bフレッツは順調に稼働しています。やはり、光ファイバーによる通信は周りのノイズなど、環境の変化に影響を受けにくく、安定した通信をできるところは最大の魅力でしょうか。そんなこともあって、固定電話については「ひかり電話」に変更しました。従来のIP電話は機器をNTTから借用して、サービスはプロバイダーから受けるという形が一般的でした。またこのときは電話番号が050で始まる番号となります。

しかし、この「ひかり電話」というサービスはNTTが提供しているサービスで、従来使用していた固定電話の電話番号をそのまま引き継いで使用することもできるという、なかなか優れもののサービスです。もう、ひかり電話を導入してからかなりの日数がたちますが、これまで使っていたメタル回線の固定電話と比べても通話品質についても遜色なく使用することができていました。家族もひかり電話に変わったことはあまり理解できていないと思います。

ところが、今週に入ってから問題が発生しました。NTT側のソフトウエアの不備で通信を司るサーバーで輻輳が発生してしまい、かなり厳しい発信規制がかけられてしまったのです。これが1日では収まらずに復旧まで数日を要したので、かなり大きな問題になりました。現時点ではまた安定して電話をかけられるようになりましたが、新しいインフラというのはやっぱり脆弱だなと思い知らされた瞬間でもあります。こんなこともあったので、NTTでは更に安全対策に力を入れていくものと思いますが、ぜひ安心して電話できる環境を整備して欲しいと思っています。

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