SONYのPSXについて3月31日からネットワークを用いたアップグレードが始まっています。PSXにはネットワークケーブルをつなげるところがあるのですが、有線のLAN回線はPSXを置いてある1階から遠く離れた2階に置いてあるため、なかなか手軽にはアップデートをすることができません。そうはいっても、いつまでもアップデートをしないのはいくら何でももったいないので、今日、重い腰を上げてアップデートを行うことにしました。
今回のアップデートは、ファームウエアのダウンロードのフェーズが前回のアップデートよりも時間がかかったような気がします。このファームウエアのダウンロードのフェーズでも、PSXの中のハードディスクへのアクセスランプは激しく点滅していたので、きっとダウンロード以外の何かも同時に行っているのかなと思います。ダウンロードが終わった後はおもむろにアップグレードのステップに移って電源が切れて止まりました。
これでてっきりとアップデート作業は終わったのだろうと思って、PSXをもとの1階の部屋まで持っていって、接続を終わらせて、電源を投入してみたところ、またアップグレードのステップが始まってしまいました。もう回線からは切断しているので、アップグレードのステップの途中でネットワークを参照に行ったらダメになっちゃうなと、ドキドキしながら見ていたところ、運良くネットワークへは何も参照にいかなかったようで、無事にアップグレード作業は終わりました。
今回のアップグレードの中で私にとって一番うれしかった項目は、1.3倍速再生ができるようになったことです。ドラマなどを撮りためていると、速く見てしまいたいことがありますが、この機能を使えば、せりふの明瞭度はそのままでドラマを速く見ることができるようになります。若干、せりふが不自然に感じるところもありますが、ドラマの流れを追うためには何ら問題はありません。
一方、この1.3倍速再生で音楽を聴くと、かなり違和感のある状況になります。音楽は早見再生はしないほうがよいようです。
今回のアップグレードを受けて、PSXのレポートを整理したページのほうもアップデートをしました。興味のある方はご覧ください。→ SONY PSX
【2012/09/21追記】
PSXが故障して動かなくなったあとは、DVDレコーダーとして同じSONYのスゴ録を利用しています。
すでに、このスゴ録を6年も使っていますが、今でも問題無く動作しています。中に入っているハードディスクにも寿命があると思うのですが、6年も動き続けるということは凄いことだと思います。
SONYの商品は壊れやすいという印象があったのですが、少なくともその印象を覆してくれた商品でした。
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