NHKでは紅白歌合戦のチーフプロデューサーらによる番組制作費の不正支出などが問題になっていますが、これが引き金になって、NHK受信料の不払いと保留の件数が全部で3万1000件に及んだそうです。9月15日以降だけで、約2倍近く増えたということで、NHKでは管理職の職員がお詫び行脚をするようです。
この報道の中でマスコミも気を使っているんだなと思ったのは、ニュースのタイトルの付け方です。たとえばデイリースポーツでは「NHK管理職1000人がお詫び行脚」というタイトルになっています。
もしも、「NHK受信料不払い急増 3万件!」などというタイトルにして、更に受信料の不払いが増えることは容易に想像ができます。このような社会の混乱を防ぐための配慮なのではないかと思います。
と、ここまで書いて他の新聞社の記事を探していると、読売新聞が「NHK受信料拒否3万件超す…不祥事で増大」というタイトルを付けていました。このタイトルは今まで考察した内容には全くと言っていいほど当てはまりませんね。まだまだ、NHK受信料の不払いや保留は増えていくのではないかという気がしてきました。
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NHK管理職1000人がおわび行脚
【2014/03/23追記】
こちらが、NHK不払い受信料の窓口になります。
放送受信料にも家族割りがあることを始めて知りました。条件を満たすと50%引きになるそうです。このような制度があること自体、知っている人が少ないのではないでしょうか。
☆NHK受信料の窓口-放送受信料 家族割引のお手続き(NHKから申込書を発送します)
正直、放送受信料は高いと思います。いつの間にか、地上波、BS、FM、AM、短波など、いくつものチャンネルを使って放送する大きな所帯になってしまいました。正直、これだけ多くの番組を有効に見たり聞いたりしている視聴者はもはやいないのではないかと思います。
できるだけチャンネルの数を減らして、国営放送局でしかできない番組を密度こく放送することにより、放送受信料を値下げしてほしいと思います。
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受信料の支払い拒否
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