台風22号の接近を間近に控えた関東地方の嵐の前の静けさ

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天気図

 台風22号は東海から関東地方にかけて上陸して東日本を縦断するようなルートが予想されています。何となくまっすぐと関東地方へ向かって一直線に向かってきている感じです。にもかかわらず、現時点では雨も弱く、風も弱いという状況で、とても大きな台風が近づいてきているということを感じさせません。

 しかし、大きな台風が近づいてきたときに一時的に風雨が弱まるということは歴史的に見てもあるようです。たとえば、昭和29年に青函連絡船の洞爺丸が座礁、転覆し、1000人以上の死亡、行方不明者が出た海難事故のときでも、一時的に晴れ間が見えて、これを台風の目と判断して、連絡船を出航させてしまったのが台風に巻き込まれた原因だとされています。

 嵐の前の静けさという言葉もありますので、気を付けなければいけません。

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