技術進歩で手軽に速く変換できるCDからWMAへの圧縮

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 クリエイティブのMUVO2のハードディスクは5GBもの巨大な空間があります。音楽が曲数にして2500曲も入ってしまうという代物です。それだけに、このハードディスクを埋め尽くすほどの圧縮済み音楽が無かったので、一気に手持ちのCDを圧縮することにしました。

 以前はCDをリッピングしてMP3へ圧縮するのは時間がかかって結構たいへんな作業だったと思うのですが、今は本当に早くなりました。

 ソフトはフリーでダウンロードが出来るMUSICMATCHのものをダウンロードして使っています。また、圧縮形式はMP3ではなくWMAをいつも使っています。MP3では128Kbpsで録音しないと音質の劣化が気になってしまいますが、WMA形式であれば64Kbspで圧縮しても何とか音質的には気になりにくい範囲で録音できます。


 圧縮速度を見ているとだいたい実時間の20倍程度の速度が出ているようです。たとえ60分のCDであっても3分で圧縮できてしまうことになります。これでは確かにコピーに対する保護に無防備なCDは一溜まりもないということがよく判ります。

 あと、MUSICMATCHはインターネットからそのCDの固有情報をもとにアルバムのタイトルやアーティスト名、そして各曲のタイトルまでをも自動的に持ってきてくれます。タグ情報に適切な情報を設定してくれるほか、圧縮済みの音楽を保存するときのフォルダ名にアーティスト名やアルバム名、そして各ファイル名に曲の名前を設定して保存してくれます。

 昔、LPレコードからカセットテープに録音して、ウオークマンで聴いていたときとは凄く違うことを思い知らされます。これだけ簡単にバックアップが取れてしまうのであれば、レコード会社としてはCCCDのような技術を使ってコピーから著作権物を守りたくなる気持ちもよく判りますが、この技術は自分の持ち物であるにもかかわらず、ポータブルオーディオに内容を移すことすら出来なかったため、最近ではエイベックスなどが積極的にCCCDを使わないことを表明したりしています。

 コピーから著作権物を守る仕組みと自分で購入した著作権物をポータブルオーディオで楽しむ仕組みがうまく両立できるようになれば良いのですが、やはりCDそのものの規格に著作権を守る仕組みが組み込まれていないので難しいのでしょうか。

【2013/07/03追記】

 最近ではiPhone4Sの64GB版を使っていることもあり記憶容量に非常に余裕があるため、MP3の196Kbpsでリッピングをしています。iTunesを使ってリッピングを行い、ライブラリの管理もiTunesを使っています。

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