2チャンネル発の「電車男」、これが出版されて、既に3日あまりで12万5000部を出荷したそうです。アキバ系のオタク青年が電車の中で、酔っぱらいに絡まれた女性を助けたことから恋が芽生えて、2チャンネルの掲示板を通して、2チャンネルの住人たちが励ましたり次の一手を指南したりしていって、恋が発展していきました。
私自身はライブではこの物語の進行を追っていくことができなかったのですが、あとで「電車男」のまとめサイトで一部始終を読みました。これが今度は本というメディアで発売されたのは興味深いです。まだ本自体を見たことが無いので、本屋で見てみたいと思います。
一方、映画化に関するオファーも殺到しているようです。こちらの映画の方も非常に興味深いです。
ところで、2チャンネルという匿名の掲示板で不特定の多数の人が色々書いていった内容が整理されて物語となっているわけですが、この本や映画が売れたときのお金って、誰に入るのかも不思議です。
Yahoo!ニュース – エンターテインメント – eiga.com
今年の3月から5月にかけて、掲示板サイト2ちゃんねるで話題を呼んだ電車男のエピソードが本になって人気を集めているが、出版元の新潮社には映画化のオファーが殺到しているという。
(2005.11.2追記)
結局、映画も公開されて好調な興行成績をおさめ、かつドラマも放送されてこちらの視聴率も好調でした。ネット上にも公開されている話しなので、どこまで映画やドラマに人気が出るのだろうか?と思っていたのですが、想像以上の人気だったと思います。
私は映画を見ていないのですが、ドラマ版を見る限りは脚本がとっても上手で、ネット上のやりとりを映像でうまく表現できていたと思います。現時点では電車男ブームは少し落ち着いた感があります。電車男に関する今後のイベントとしてはDVDの発売でしょうか。AMAZONを確認してみると映画版の方のDVDが近日発売という形で予約を受け付けていました。ドラマ版のDVDはまだAMAZONには無いようです。
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