XOOPS(ズープス)というコンテンツ管理システムとその特徴

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 今日、何気なく、色々な方のホームページを見ていたところ、XOOPSというものがあることを知りました。「ズープス」と読み、語源は”eXtensible Object Oriented Portal System”から来ています。他のコンテンツ管理システムと同様にXOOPSはPHPで記述されています。GPLに基づいて無償で公開されているので、プログラムソースの修正・再配布をすることができます。

 今までは、HTMLをホームページビルダーで編集しながら、ホームサーバWWEBという形でホームページを運営していたのですが、コンテンツを追加するときにレイアウトが少しずれてしまったり、コンテンツの配置を少し変えようとすると、非常に苦労したりしていました。

 ところが、XOOPSというものを使うと、どの場所(ブロック)にどのモジュールを適用するかということを決めていくだけで、簡単にホームページができてしまうのです。このXOOPSを使用して試しに書き換えたイメージが、ホームサーバWWEB(XOOPS版)の方になります。(2024年7月3日追記:試行的に作成したあと閉鎖しました)

 こちらのページを作るのには、実はいっさい、ホームページ作成ソフトは使っていません。全てxoopsの管理メニューから設定していくだけで、このページが出来上がりました。非常に良くできています。もう少し、色々なモジュールを探してきて、デザインを洗練させていって、うまく出来上がったら、TOPページをXOOPS版に入れ替えようと思います。

【2013/08/12追記】

 一時期、テスト的にXoopsを使っていた時期もありましたが、ブログの運営には当時はMovableTypeが最適でしたので、Xoopsの導入は見送りました。

 しかし、今年になり、こちらのブログはWordPressに変更しました。MovableTypeは静的にHTMLを作ってくれるので、ページを表示するスピードが圧倒的に速いことが特徴です。しかし、ブログの記事を追加したときなどには全体の再構成というプロセスが必要になり、記事の数が増えていくにしたがって再構成に時間がかかるようになります。

 そんな弱点を補ってくれるWordPressというコンテンツ管理システムが最近では個人ブロガーを中心に流行っています。こちらはアクセスがあるたびに動的にページを作成し表示するので、WEBサーバーへの負荷や表示時間などはハンデがあるのですが、再構築が必要ないのは圧倒的なメリットです。対応するプラグインなども数多く揃っていますので、とても助かっています。

【2024年7月3日追記】

 このブログでは今でもWordPressを利用しています。さくらインターネットという会社のレンタルサーバーを使って配信しているのですが、さくらインターネットでもWordPressのサイトが高速に表示できるようにするために基盤を改善してきてくれているので、以前と比較して表示にかかるスピードアップしてきました。

 現在では個人のブログに限らず、企業のコーポレートサイトなどでもWordPressが利用される機会が増え、全世界のWEBサイトのうち4割強がWorPressで出来ているという統計もあります。今のところ、WordPressに変わる仕組みはまだ見えてこないので、しばらくはWordPressが圧倒的に支持を集めるものと思われます。

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