LANに接続されたパソコンやハードディスク(NAS)に保存されているMP3ファイルをLAN経由で取り込んで再生する装置が発売されます。
だいたいは、MP3というと屋外に持ち出してポータブルプレーヤーで楽しむというのが今までの使い方でしたが、今後は屋内でMP3ファイルをジュークボックスのように蓄積しておいて、必要時にその中から曲を選んでオーディオで聞くというスタイルを提案した商品だと思います。
この装置は再生専用の装置が2万5千円、録音機能も付いた装置が4万5000円ということで、ちょっと購入するのか否か悩む微妙な値段かと思います。
従来は同様の位置づけの製品としてネットワークメディアプレーヤーという装置がありましたが、こちらはBUFFALOのPLAY@TVやアイオーデータのLINKPLAYERに代表されるように動画ファイルも楽しむことができます。
特にBUFFALOのPLAY@TVは既に値段が1万円程度まで落ちてきている上に、音楽ファイルもMP3ファイルに限らず、WMA等のウインドウズメディアプレーヤーが対応している形式のファイルであれば対応することができます。
反面、音楽ファイルを入れたサーバー側で専用のソフトウエアを動作させなければいけないので、今回の商品のようにNASで使用することはできません。この辺のネットワークメディアプレーヤーとどうすみわけを行っていくのかが、この製品についてはもっとも重要なポイントかと思いました。
サン電子、LAN上のMP3ファイルの再生が可能なオーディオプレーヤー『BiBio wGate』と、録音機能も持つ『BiBio JukeBox』の2製品を発売
LAN上のMP3ファイルの再生が可能なオーディオプレーヤー
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