NTT東日本と西日本が提供しているBフレッツは2001年にサービスを開始した光ファイバーを用いた高速な常時接続のデータ通信サービスです。日本で本格的なサービスとしては初めてとなる一般家庭が加入できるFTTH (Fiber To The Home)サービスです。2000年末に東京23区などで一部の顧客を対象に試験的なサービスが開始され、2001年8月にBフレッツの名称による加入申し込み受付が開始されました。それまでインターネット接続回線にADSLやISDNを利用していた加入者が続々とBフレッツに切り替え、順調に普及が進んでいます。
NTT東西では従来のフレッツサービスに加えて、多様なブロードバンド通信ニーズに応えるために、1Gbpsの加入者光ファイバを複数の顧客で共有するタイプの新たなメニューである「Bフレッツ ハイパーファミリータイプ」を平成16年11月30日(火)から提供することを発表しました。
明らかにYahoo-BB光に対する対抗措置ですね。両者とも一つのアクセス回線を複数の利用者が共有するシェアドアクセス方式を利用しています。
一般家庭まで引かれるアクセス回線がとうとう1Gbpsに達してしまったということは本当に驚きです。何しろ、昔、一番最初に購入したときのモデムは2400bpsだったのですから、まさに雲泥の差の環境です。
まだ、これほどのブロードバンド回線を生かせるコンテンツは充実していませんが、この回線が普及していけば、すぐにコンテンツも充実してくるものと思われます。
【2013/07/20追記】
もう光ファイバーの速度が100Mbpsであろうが1Gbpsであろうが、あまり関係ないような気がしてきました。特に家の中では無線LANでネットワークを組んでいるので、その無線LANの通信速度で制約を受けてしまいます。
あまり速度を上げることよりも、値段の方が気になるようになってきました。NTTのフレッツ光を利用していますが、そろそろ値段の安い他社のサービスへ移行することも含め検討したいと思っています。
【2024年2月6日追記】
この記事を書いてから20年が経過します。現在は、NTTが提供しているフレッツ光の光コラボレーションサービスでプロバイダーは楽天ひかりを利用しています。値段がリーズナブルであることと、楽天市場でお買い物をするときに、還元ポイント数が少し増えることがメリットです。
コメント