NTTドコモが現在主流になっている携帯電話、第二世代携帯(いわゆるムーバ)を2012年までに廃止する方針を決めたことを明らかにしました。
FOMAエリアの拡充
すでに、第三世代携帯のFOMAもサービスエリアが十分に増えてきていて、普及も進んでいるようなので、2012年までに移行は順調に進むのではないでしょうか。
NTTドコモといえば、今日、ドコモショップに行って来ました。妻がNTTドコモのドッチーモ端末、SH821iという機種を持っているのですが、バッテリーがいかれてしまったらしく、充電をしてくれなくなってしまったのです。
ドッチーモ端末
ドッチーモ端末という言葉自体がもう死語なので簡単に解説すると、これはPHSとムーバの両用端末で、当時は地下鉄の駅などではPHSを使って地上では、ムーバを使えるということで結構使いこなしていました。
しかも、iモードも使え、カラー液晶ディスプレイが付いている先進的な機種でした。今でこそ、PHSはデータ通信専用の色合いが濃くなってきて、通話で使っている人はほとんどいなくなってきているのではないでしょうか。
新しい通話ができる機種さえ発売されていない状況です。でも、なぜかおとくな料金プランがあって、妻が入っているのは月々1980円で、1000円まではデータ通信または通話が無料というプランに入っています。そんなに妻は携帯電話で発信することが無いようなので、基本料金に収まってしまっているようです。
バッテリー交換
ドコモショップに行ってみると、本当にバッテリーがいかれてしまったのか否かをチェックしてくれました。およそ20分間かかります。チェック結果はやはりバッテリーの寿命でした。もう、機種自体も古い機種なので、バッテリーのために5000円近く払うのももったいないでしょうということで、お店にあったテスト用のバッテリーをタダでくれました。
もう、今度、バッテリーがダメになったら、FOMAかムーバ端末に移行することになると思います。
Yahoo!ニュース – 経済総合 – 共同通信
12年までに第2世代廃止 携帯電話でドコモが方針
【2021年3月30日追記】
予定通りにムーバは廃止
NTTドコモは2Gの携帯電話サービス、mova(ムーバ)を予定通りに2012年3月31日にサービス終了しました。特に大きな混乱もありませんので周到な周知期間を設けたのが功を奏したのでしょう。1993年3月にサービスを開始した方式なので、20年弱にわたってサービスが続けられたことになります。これだけ技術進歩の早い世の中で、ずいぶん長い間使われたとも言うことができることになります。
一方で第三世代の携帯電話網ということでFOMAが2001年から、4Gを2015年からサービスを開始しています。2021年現在では4Gが主流になっていますが、少しずつ5Gの基地局の建設も始まっています。終わるところがない携帯電話関係の技術開発、どこまでこの先は進んでいくのでしょう。
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